あさと

徒然とアウトプットの練習をしたい。

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あさと
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白の断章

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往く路に 枯れ草枯れ草 舞いおどる

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明日来れば 忘れる話 つれづれと
語れる友の いる楽しさよ

腹の上 猫の按摩の 爪痛し

雲隠れす 山の高さは いかほどか

夜空行く白鳥にエール捧ぐ

うつろへる ふるさとの様に くしゃみする

ゆきのひとかけら

しづむ

  しづむ

     夕闇に

ゆるゆると 黄昏の近づく

木立がそっと 闇に沈む

下りる

  下りる

    夜のとばり

ほのかに青い うす雪あかり

それはまるで 深海のように

夜空に海月の 舞いおどる

木立の隙間を さかなの群れが

通り過ぎる  過ぎていく

風にのって

       わたしを置いて

空にぽっかり あいた穴から

光のつぶが こぼれ落ちる

ひと

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白の断章

白、白、白、白。

あたり一面染めあげる、暴力的な白。

全てのものを包み込み、ずっしりと根を張る白。

綺麗に見せかけてはいるが、その実は手垢にまみれた白。

穢れきった白。薄汚れた白。

白は見せかけに人を惑わし、キラキラと輝いて人を欺く。

白よ。愛しさと憐憫を残して、無様に消えゆけ。

往く路に 枯れ草枯れ草 舞いおどる

一筋の髪から落ちる線香の花火ぽたぽた亡き夏思う

みちばたの電気畑にゆきつもる

コーヒーにミルクを入れて混沌の地をかき混ぜるくにつくりかな

甘く香る ハンドクリームの 冬告げる