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疲れてない時に考える。


今日は自分の変化を感じた日だったので、火曜じゃないけど書いてみる。

数回目の喫茶バイトだった今日。そろそろ慣れてきたころ。
午後からは基本ワンオペになるので、それを仮定して今日は1人で動いてみてください、とのこと。

まあ余裕っしょ、と思っていたけど、まあまあ焦って、結局何度か手を借りた。
こういう時、A面B面のわたしが必ず居て、
A:手伝ってもらうことはなにも悪くない。できない時は頼るの大事やで。
B:なーんで完璧にできないのよ、あんた。
こんな感じで相対する。

今までの自分はどちらかというとB面の方が優勢で、できなかった、ということに引きずられて今に居ない感じ。
あの人に呆れられたかも、とか、なんでできないの、とか。

で、最近の自分はゆっくり時間をかけて、これ本当に意味ない!って気づいてきた。
さくっと反省して長引かせない。悩まない、って決める感じ。自分、次頑張ります、手伝ってくれてあざます!な感じ。あとは何も考えない。
そうすると、失敗しても次のアクションに影響がこないし、メンタルにも優しい。

ただ、わたしはB面優勢思考で長らく生きてきたので、寝不足の日とか天気が悪い日とかコンディションが万全でない日は、AとBが闘いを繰り広げる。

Aで考えたい自分とBに引っ張られる自分。

今日はそんな自分たちが1日ずっと戦っていたようで、それで帰る頃にはものすごく疲弊していた。よくあることなのだけど、なんて不器用なんだ、、、と思う。

喫茶の先輩は、静かであまり話す人ではない。初めの数日は、仕事の質問だけでなく、小さい会話も投げかけてみたけれど、あまり膨らまず。
自分もだんだん話さないことを選ぶようになっている。わたしは同じ場所に誰かと居て会話がないと逆に疲れてしまう人間で、そんなのもここ数回の勤務で改めて明らかになっている。
これは、ただ違うタイプの人間が同じ場所に居る、というだけの事実。
先輩に対してもっと会話をしようぜ、という気持ちは大して持ってはないのだが、自分が勝手に疲れてしまうのだ。

とにかく今日はものすごく疲弊した状態で、近くのスーパーに寄って帰ることにした。
完全に電源オフの状態でレジに向かっていると、向こう側から歩いてきた先輩に手を振られた。目の前に来てから気がつき、笑って手を振った。
この笑いは、先輩の顔を見た瞬間に、その直前まで自分の顔が死んだ魚みたいな状態だった、という事実に気がついて出た笑いだった。

先輩も、わたしのその顔を見ていたので、手を振りながらえ、大丈夫??と言っていた。わたしは今さっきの自分と全く同じ顔で歩いている人を見てみたい、と思った。どのくらい、こいつめちゃくちゃ疲れてんなーって顔してるんだろうか。

このことを買い物を終えて駅まで歩きながら考えていた。

こんな顔になる程疲れるようなことしたっけ?普通の人なら、たとえば先輩なら、あの人なら、いや大抵の人間なら、今日のわたしと同じ1日を過ごしてもここまで疲れないだろう。自分はエネルギーの消費の仕方が間違っているのか。自分は何かがおかしい。
B面優勢であることに気がつく。

このままでは引っ張られるので、まず、爆音で音楽を聴くことにした。とにかく何も考えないようにしよう。オラオラ系の気持ち強い系のやつ。
で、家に帰ったら、すぐ部屋を暗くして布団に潜って、無視していた感情を味わった。
身体も疲れていて、それゆえに心も疲れていた。暗闇の中でグッと感情を味わった。2滴くらい涙が出た。ただ流すためだけに流れた涙だった。

そこから数時間寝て、起きたら、かなり元気になっていた。
元気になってから考える。最近まず大切にしていることだ。
帰り道に誰かと比べていた自分は、寝ている間に遠くに去ったようだった。

起きてからの自分はというと、いつもより少ない睡眠時間で1日バイトしただけで、この世の終わりみたいな顔ができる自分っておもしろいな、と思っていた。
またそういう日があったらこんな風に書いて残していこうと思った。

大丈夫、と思うことはあっても、おもしろいな、思うことは今まで無かったなと思った。
おもしろいな、って思えるの何かいいな、と思った。

今日もお疲れさんです。また。

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