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【30代セブ語学留学】終了後の感想とレベルは上がったのか

日本での住所も職を失い海外を転々としている30代中旬、先日までセブ語学留学をしていたasariことYU-YA(@freedam1987)です。

およそ1週間前に3ヶ月の語学留学が終わった私は今現在、タイ・バンコクへ来ている。目的は歯医者へ行くこと、次の旅へ向けての物資の補充。

歯医者に関しては詰め物が欠け、何度か通院する必要があると思ったが、詰め物の箇所補修し治療時間30分ぐらいで終わった。治療費は4000BTH(日本円で約16000円)

バンコクに来た目的がほぼ達成してしまった。次の行先を考えることにしよう。

本題である長いようで短かった留学生活を振り返ろう。


留学して語学は向上したのか

結論から言うと3ヶ月の留学期間で英語スキルは当初期待していたレベルにはほど遠い。日常会話が少しできるぐらいのレベルだと思う。

エントランステストからファイナルテストのスコアは23ポイントアップしたがNoviceレベルから抜け出せなかった。校内のオープンTOEICテストも受けたが300点台。

英語スキルが身に付いたか?と聞かれると鼻で笑わられるレベルであろう。今後ビジネスで使用する自信もない。

コミュニケーション能力だけで過ごした3ヶ月。雰囲気とボディーランゲージで会話していた。それでも、友人はそれなりに作れ、何となくでも会話は成立していた。成長した。

語学が向上しなかった理由

正直に言って留学したら自然と語学が身に付くと思っていた。生活の多くを英語で過ごすのだから。甘かった。特に初めの1ヶ月はモチベーションも落ち辛かった。

授業、テキストは全て英語であることから、語学力ゼロ、事前学習無しで来た私は全くと言ってもいいぐらいに内容を理解することができなかった。そして、日本で学んだ発音と全く違う。

質問されたり、意見を求められても答えることができなかった。「I don’t know」「I have no idea」を多用していた。

聞き取りもできない、話すこともできない、文章を読み解くこともできない知らない単語ばかり、文法を組み立てて書くこともできない。自身の能力の低さに悲観し、友人との会話が成立せず正直、来た意味あったのか?とすら感じた時もあった。

「伝えたいことが伝わらない」語学の壁にぶつかり気分が落ち込んだ。

そんな時、やはり母国語で会話ができるのは落ち着く。「伝えたいことが伝わる」安心感から日本人との会話も多くなった。

分厚いテキスト。テキストほぼ使わず授業してた

成長の兆し

1ヶ月を超えると徐々に耳も慣れてくる。ボキャブラリーも増え、拙い英語だが会話も成立するようになった。授業、日常でも雰囲気も相まって相手が何を言っているのか何となく分かる。コミュニケーションを取れるようになり、会話が成立している喜びを感じるようになっていた。

そして、フィリピン留学の良い所はワンツーマンレッスンが主流で先生と沢山の会話ができること。恥ずかしがらず話すことができる。上手く伝わらなくてもホワイトボードに絵を書いたり、時には翻訳を使用し、どうにか話していた。

諦めず、相手に伝えきることができる小さな自信が少しづつの成長に繋がったのであろう。

フィリピンの英雄も見守ってくれたのであろう

留学に来て良かったのか?

高額なお金を支払ったが、二つ返事で「はい」と言える。デメリットもあったがメリットの方が圧倒的に多かった。理由はいくつかある。

1.英語を勉強したい気持ちの解消

日常的に英語を使うわけでもない環境。翻訳も優秀なため必要性を感じる機会も多くはなかった。

留学に来なければ漠然と持っていた勉強したい気持ちを行動に移すことはなかったであろう。仮に勉強を始めたとしても怠け者の私は継続ができなかったであろう。

環境を変えることで、半強制的に学ぶ機会を得た。行動に移すことで長年持っていた気持ちを消化できた。経験して分かったことも多い。留学が終了しても語学学習は継続をする。

2.目的の達成
私が留学に来た目的の1つに英語でコミュニケーションを取ること。上記に書いたがテストスコアは低く、期待していたレベルにも遠く語学習得したとは言えない。

しかし、多くの多国籍の友人を作ることができお酒を飲んだり遊びに行き、冗談を言い合ったりとコミュニケーションを取ることができた。留学に来なければ今後実現しなかったかもしれない。

何よりも話すことに抵抗がなくなった。「伝わらなかったらどうしよう」ネガティブな感情がなくなった。話して伝わらなかったら翻訳使おうぐらいの気持ちになれた。

ちなみに私は韓国人の女の子からは「変態」と呼ばれていた。

3.日本人の友人ができた
留学して日本人の友人できたことに何を言っているんだと思われるかもしれない。しかし、文化と考え方が似ている日本人同士が最も居心地が良い。

私が在籍していた学校の日本人平均年齢は20代前半~中盤。私と一回り以上離れた方と出会い、遊び、生活をした。

日本でサラリーマンをしていたらこの様な機会はそう多くはないであろう。少し親目線になってしまうが、今後の活躍が楽しみだ。そして、日本もしくは世界のどこかで会おう。

そして、Twitterで私のことを見つけDMでコンタクトを取ってくれた同い年の彼と知り合えたのは大きかった。彼の経歴や考え方が参考になった。今後の目標に繋がるきっかけを与えてくれた。

卒業しました!!!

今後留学を検討している人にアドバイス

上記でも書いたが、授業、テキストも全てが英語である。私みたいに最初の1ヶ月何を言っているのか理解できない状態を防ぐためにも日本で単語、文法を勉強して留学行くのを勧める。

また、日本から参考書や問題集などがあればフリータイムに勉強しやすく持参しとくと良いであろう。


何を今更、明確な目的がなく英語力ゼロの30代中盤で留学?と言う人もいるかもしれない。しかし、私は貴重な経験をしたと思っている。踏み出して良かったと感じている。

何かをやり始める事は非常に勇気がいることだ。特に年齢を重ねれば保守的になる。できない理由を探すのも上手くなる。もし、留学可能な環境で悩んでいる方はチャレンジして欲しい。

最後に私が在籍した学校がyoutuberに紹介されていたからURLを貼っとく。登場している方はみんな知っている私の友人だ。
この動画を見たら環境、食生活、金銭事情など情報や雰囲気が伝わるだろう。

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