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愛し愛される人は春に生まれ春に跳ぶ 堂島孝平生誕フェス 2024(お祝いゲスト竹内朱莉)

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・2024年2月23日
・恵比寿LIQUIDROOM
・18:00開演

過去2年の生誕祭は配信で視聴。(はちゃめちゃに楽しかった)
今年は生誕フェスと名前を変え、ゲストがいらっしゃると聞いた時から何となく期待していたら、
……!!! ホントに来たっっ!!
推しの竹内朱莉さんがお祝いゲスト!!!
ってことで今年は現地でお祝いするぞ!とチケットを購入。
少し出遅れてしまったので整理番号は300番代でしたが無問題。堂島さんのライブはどこでも楽しめることは実感済み。

(去年の2023ソロツアーも行きたかったけれど、浅草花劇場でのライブの日が竹内朱莉さんのライブと被ってしまい断念、無念)


初めてでも楽しめるライブ

推しの竹内朱莉さんがお祝いゲストと発表されてからチケットを入手。(しかも発売開始のスタートダッシュに出遅れ)
整理番号300番で入場したら会場には人がたくさん。フロアは最初から諦めていたので段差のある後方へ。タケオタさん達も左右の後方に多くいらっしゃいました。
体感で女性ファンが多い。タケオタも女性が多いので馴染みやすい現場だったのではないでしょうか?

開演前のアナウンス動画から小ネタ満載であちこちから笑い声が聞こえる和やかな空気。そうして会場が温まった状態で生誕フェスがスタート。

1曲目「きみのため」のイントロを聞いて勝利を確信。
Xの公式アカウントさんは毎回良いお仕事をされる。画像のALTに記載されたセトリをお借りします。

「堂島孝平生誕フェス -2024-」
01. きみのため
02. あのコ猫かいな
03. NO MORE 涙
04. 葛飾ラプソディー
05. 銀色クリアデイズ
06. ギミラ!ギミラ!ギミラ! 
07. 流星カルナバル
08. 月光地帯
09. 存在
10. ベンジャミン、空を睨む
11. 果実
12. A Whole New World
13. ロンサムパレード
14. New Freedom
15. Almond
16. メドレー こんがらがった夜のムード/CHOCO ME BABY/世界は僕のもの 45℃ / ないてんのわらってんの / スプリング・スプリンガー     
17. サンキューミュージック
En. LUCKY SAD

※Spotifyでセトリのプレイリストもあります。なんて有能ムーブ。
 ライブのプレイリストを公開してくれるのありがたい。ライブ後の余韻に浸れる。

初めて聴く曲もいくつか。
でもそんなの関係ない!!
彩り豊かな楽曲達はポップでダンサブルで思わず身体がリズムを刻んでしまう。堂島さんのキラキラと華やかで艶のある歌声とギター、堂島さんのために集まった生バンドとコーラスが生み出す愛であふれた音楽の波に身を任せ、ぷかぷかと浮かんでいればそれでいい。

生誕フェスの主役である堂島さんはパワフルなエンターティナー。
メインステージに加え、赤い花道からのセンターステージ、念願の2台のリフターで、歌い、弾き、踊り、跳ねる。そのどれもが観客を楽しませようとする意識が向けられている。
あんなに飛び跳ねられる48歳はそうそういない。同年代だから足首の心配をしてたりして。でも、鍛えているんだろうなと感じる。体幹がお強いもの。
2曲目の「あのコ猫かいな」は、勢い余って花道へ飛び込み前転のごとく転がっていってビックリ!(受け身を取っていたようで、すぐ起き上がってさすが)現地では柱の陰で見えなかったけど、そんなことが起こっていたとは。

客席を煽って巻き込むパワーも相変わらず。
けれど、煽って煽って解放してくれるタイミングも絶妙で。
だからお客さんは「参加した」「楽しい!」って気持ちを持ったままでライブを最後まで楽しめるんだと思う。
パワフルでありながら軽やか、そしてとてもとても優しい。
だからこそ、堂島さんの周りには人が集まるんだろうな。関係者席の近くで見ていましたが、多くの人が見守り楽しんでいらっしゃいました。(笑い声がたくさん聞こえた)

いつも人と人の繋がりやご縁を大事にされているように強く感じる。長いキャリア以上に多くの人と関わってきて、それがこの生誕フェスに集約しているように思えた。
真城さんへのサプライズも素敵だった。ライブ中の真城さんの笑い声とサプライズ曲でのやり取りで、堂島さんと真城さんの関係が見えた。後輩のお顔をしてる堂島さんがかわいかった。

竹内さんとのセッション後に「どうでした?今年の演目」って、楽しそうにお客さんへ語り掛ける。
演目って(笑) その演目にためにリフターという名の重機を準備し人力で動かすスタッフ、全力で巻き込まれ付き合うバンドメンバーと竹内さん、全員が堂島さんのお誕生日のお祝いのために動いているのが何とも微笑ましく感動的だった。
ライブハウスにも愛されているように感じた。もちろん音楽にも。
そして堂島さんが竹内さんへ紹介した「自慢のお客さん」であるファンの皆さんも常に素晴らしい愛を堂島さんへ送っていた。
みんながみんな堂島さんのお誕生日を祝福して楽しんでいる空間がそこにあって、そんな時間を共有できたことがとても幸せでした。


あと、単純に曲が良い。
持ち曲はいくつあるんだろう。「久しぶりの曲もありました」というのが初めて聴いた曲かもしれない。けれど、その曲もとても耳なじみが良かった。
私は堂島さんの歌声とリズムが好きなので、多分何を聴いても身体に染みわたっていく。

一番ゾクっとしたのは8曲目「月光地帯」9曲目「存在」どちらも好きな曲だから、キター!ってテンション上がったのもあるけど、「月光地帯」のクールでダンサブルなリズムに合わせて、照明が落ちたステージでシルエットを見せながら歌うのがカッコよくて!! 歌声が踊っていた。
「存在」は初めて聴いたのが確か2年前の生誕祭。その時が初披露でタイトルはついていなかった。初聴きから「好き…!」って感じた曲で、力強く印象的な歌詞とメロディーにずっと心を掴まれている。
人との繋がりを大切にしてきた堂島さんならではの歌詞。
「キミをずっと覚えている」

終盤の「Almond」は盛り上がる曲なんだけど、なんだか泣きそうになる。
 「限りあるものだって わかってるんだどこかで」
 「ずっと好きだよ Almond」
この曲の途中で「BIG LOVE」と叫ぶ堂島さん。
うん、そういうことなんでしょう。

堂島さんの曲はウォーキング中によく聴いている。軽やかなリズムがウォーキングにピッタリで、気持ちも明るく軽くなって歩けてしまう。だからライブで聴くと、あ、知ってる!って歌えたりするのだけど、タイトルがわからないことが多くて(苦笑)今回もそんな曲が多かった。早くタイトルと結び付けたい。


お祝いゲスト 竹内朱莉さん

生誕祭から生誕フェスと名称が変わり、フェスということでゲスト枠が新登場。その最初のお祝いゲストに選ばれたのが、竹内朱莉さん。

堂島さんが竹内さんからの生放送オファーで竹内さんのバースデーイベントに出演、その後もなまたけ番組など竹内さん側のゲストとして多数出演いただいて、いよいよ竹内さんが堂島さんサイドでゲストとして出演。
正直、湧き立ったよね。
ハロプロ関連ではなく外部のステージで、しかもグループではなくソロで、一体どんな風にステージに立つんだろう。もしかして堂島さんの曲を歌う??? 期待は膨らむばかり。

結果は期待以上!! 最高だった!!!!
ライブの序盤からお祝いゲストについて触れて、登場前もたくさん盛り上げて客席をあたためてくれる堂島さんの優しさ。
「みんないける?」「信じてるよ?」
客席をいじりつつ、ゲスト登場を盛り上げる匠の技。(ハーモニカかっこよすぎ)(お客さんへの信頼も厚い)

堂島さんが登場した時に使った階段上から竹内さんも出てきて、登場のバンド演奏の締めも任される丁重な扱いに嬉しくなった。(ワンピースでぴょんってジャンプして締める竹内さんが激カワ)
堂島さんは竹内さんやアンジュメンをとてもとても大事にしてくださる。
今回はソロになった竹内さんをアーティストとしてゲストに呼んでくださったことに感謝しかない。
竹内さんの節目節目で、堂島さんは竹内さんと音楽が離れないよう繋いでいるようにも感じる。
卒業前の対談やなまたけ番組で「良いシンガー」「歌を続けてほしい」と強く押し付けないよう配慮しつつ伝えてくれていたことも印象的。

生誕フェスでは竹内さんへ敬愛を表しながら盛り立てる一方で、アーティストの先輩として見守り、さらりとフォローしていた。実力の高さをひけらかすことなく、あくまで竹内さんを立てるような形で。

バンド演奏で歌った、堂島さんとのデュエットの「果実」
竹内さんの甘い声を存分に堪能できる曲で、サビは堂島さんが下ハモで支え華を添える。推しが、推しが生バンドで歌っている…!!  耳が幸せ過ぎ…

緊張なのか慣れていないからなのか、ほぼお客さんの方を見て歌っていた竹内さんがお立ち台に立って歌う2番サビで堂島さんの方へ振り向いた時があって、もしかして歌詞を少し間違えたのかな? でも堂島さんは「そのまま」って感じで笑って指をさしながら竹内さんに合わせるように歌っていて、そのさりげなさがカッコ良かった。ライブの醍醐味って感じだったなぁ。

竹内さんのバーイベセッションでも「七転び八起き」の間奏明けで竹内さんが入るタイミングを間違えて二人が顔を見合わせるシーンがあったけど、あの時のように一瞬のアイコンタクトで意思疎通をして笑って回避し、音楽の流れもリズムも止めず歌い続ける堂島さんと竹内さんがとても素敵だった。
そんな風に優しく楽しく導いてくれる堂島さんの強さがあってこそ、堂島さんのライブはひたすら楽しく駆け抜けていくんだなと思った。

「果実」とても良かったです~
竹内さんのきゅるきゅるボイスで「レモン」「ピーチ」「オレンジ」ってフルーツの名前を歌うんですよ? なんてスウィート。
竹内さんに合わせてキーを上げていたようで、改めて素敵な選曲と竹内さんの声が綺麗に響くキー調整に感謝です。

「堂島さんの曲を歌う竹内朱莉さん」という夢が叶った。
あぁ、今日来て良かった~って幸せに浸っていると、もう1曲あると。
しかも「全員で堂島孝平になりましょう」って(笑)
客席側がスマホのライトを点灯させて、「皆さんは星になったつもりで」と前置きして曲がスタート。堂島さんの壮大な歌声に、あちこちから歓声が。そしてくすくすと笑い声も。
ガコガコと揺れながら上昇する堂島さんが情感たっぷりに歌うは「A Whole New World」
めちゃうまい!! うまいんだけど、おかしい!! 歌に酔いしれたいのに、魔法の絨毯(リフターという名の重機)で空を飛ぶ堂島さんが面白くて、情緒ムズっ!!!
だが、これで竹内さんが歌うことも確定。え? ホントに??
堂島さんが手を差し伸べた先で椅子に座った竹内さんが歌い始める。あまりにも美しい歌声にオタク、口を覆ってマスクと手の中で「ひゃ…っ」と悲鳴を押し殺した。
綺麗。
歌声が、姿が、プリンセス。

とてもとても美しいのに、竹内さんもガコガコと上昇していくから情緒がムズっ。でも、やはり美しい!!!!!!
揺れる場所で座って歌っているのにあの歌声なにごと??
この短い時間で磨かれ艶が増していく歌声にうっとり。
「あなたと~」の響きが美しすぎて、その歌声を向けられている堂島さんに嫉妬すら抱かない。プリンセス、お美しいです…
(竹内さんが歌う「キミ」「あなた」の破壊力な。何度やられたか…)

お二人とも、歌声は本気。本気と書いてマジと読む。
なのに演出はオモシロへ振っている。振り幅よ…。見ているこっちが混乱するわ。

歌い終わって「はいっ」と堂島さんが締めたら、竹内さんも笑いながらぴょんってステージへ降りてきて。さっきまで二人ともとても素敵な世界を見せてくれていたのに、すぐ通常モードになって、リフターがスタッフさんによる手動だと裏話で盛り上がってた。

堂島さん、念願の2台リフターの演出で一番最初に竹内さんを乗せてくれてありがとう!! とてもとても素敵で楽しかったです。
面白かったけれど、やはり感動の方が上回ったな。終演後、タケオタさん達と「ヤバかったですね!!」って大盛り上がりでした。

アンジュルムを卒業後、歌を続ける宣言通りに歌を聴ける機会はあったけれど、こんな風にハロプロの外のステージに立つ姿を見られるなんて、わずかな期待はあったもののすぐ叶うものではないと思っていた。それが現実として在った。
生バンドの演奏でハロプロ以外の曲を歌う。アンジュルム卒業が決まって落ち込んでいたあの日の私に伝えたい。
竹内朱莉さんの未来は、ここに輝いているよ

そして、そんな場を設けてくださった堂島さんへ多大な感謝を。
今回のデュエットで堂島さんと竹内さんの声の相性が良いことは証明されたので、いつか竹内さんとのデュエット曲を作ってほしいです。
もしくは、堂島さんの曲のコーラスを。
堂島さんがプロデュース、もしくはディレクションする竹内朱莉さんを見てみたい。
夢ができました。また新しい夢。


春に生まれ、春に跳ぶ人

「しょっぱなからバッキバキに踊ってらっしゃって」「すっげぇ踊るじゃんと思ってビックリしました」と竹内さんがおっしゃっていたように、最初からフルスロットルで最後まで駆け抜けていった堂島さん。
ライブ写真で一番のお気に入りはトップ画像のものなのですが、生誕フェスの印象はまさにこの躍動感でした。

ステージ上を駆けまわり、飛び跳ねて、踊って、音楽に乗って、ギターをかき鳴らし、歌を届けて、会場中を抱きしめ、たくさんの愛を受け止めて、楽しそうに躍動する堂島さん。
ラスト前のメドレーの最後、ステージに倒れこんだ堂島さんへ向けて会場中が「コウヘイ!」と名前を呼ぶ。
「元気でましたーーー!!!」と、立ち上がり歌うのは「スプリング☆スプリンガー ~春に跳ぶ人~」
再誕の瞬間だと感じた。こうやって何度も立ち上がって生まれ、輝くんだ。

どうか、どうかずっとお元気で、ずっとずっと、音楽と愛と共にこれからも歩んでいけますようにと祈るような気持ちになりました。はちゃめちゃに楽しくて祝福に溢れた日。
お誕生日おめでとうございました!!


最後に

来年も参加したいので(ありますよね?)、竹内さんのライブやイベントと被らないことを願っています。
アンジュメンも見に来れるよう、アンジュルムの現場とも被らないといいなぁ。

竹内さんの衣装がとてもかわいくてSNSへ写真がアップされるのを待ち望んでいたけれど、竹内さんご本人から「オフショットは撮り忘れたのでありません」というコメントがあり、タケオタが残念に思っていたところでナタリーさんの記事にたくさんのライブ写真が!!
堂島さん側のカメラマンさんの撮影なのでしょうか? 素晴らしい写真をたくさんありがとうございました!!


おまけ
※ 竹内さんバーイベ2021での堂島さんとのセッションの一部を
「忘れてあげる」「君だけじゃないさ…friends」(クリックで始まります)

※ 堂島さん作詞作曲の竹内さんの卒業ソロ曲「行かなくちゃ」(14:07~)
「竹内朱莉 FINAL LIVE  横浜アリーナ」 (クリックで始まります)

(ちなみに、堂島さんがお好きなマナーモードは 02:18~)


BIG LOVE!!


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