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妊娠報告(夫編)

6回目の体外受精で妊娠し、現在11週。今日は夫に妊娠報告したときのこと。

BT6の朝、フライング検査・・・真っ白。あぁまただめなのか~と一人落ち込み、検査薬をそっと隠す。ちょうどその日はお盆で親戚の集まりがある日。陰性ならお酒飲んじゃおうかなという気持ちもあり、出かける前にもう一度さっきの検査薬を確認。

あれ!!?さっきは真っ白だった窓に、うすーーい線が見えてる!

これまで何十本も検査薬使ってきたけど、何かが見えたのはこれが初めて。角度を変えてあれこれ眺めても、やっぱり見える。

「みてみて!!線みえるよね?」と夫に声をかけると、「お、みえるね~!」ということで、やっぱり見えてるらしい。二人ですこし喜ぶ。

線がまだまだ薄いし、陽性=出産というほど妊娠は容易くないことを妊活こじらせているあいだに色々学んでいたので、喜びすぎないようにした。期待してだめになると、すごく落ち込む。不妊治療期間に何度も経験してきたことだ。夫にも「この先何があるかわからないからあまり喜びすぎないようにしよう」というようなことを伝えた。

日に日に検査薬の線は濃くなっていって、1週間後には病院で胎嚢確認、その1週間後には心拍確認ができた。とても幸せなことだ。でも、そのどのタイミングでも私たちは慎重に喜んだ。

いま思うと、夫にはもっと喜ばせてあげてもよかったかもしれない。明朗快活な夫の性格を思えば、なおのこと。これは今になってすこし後悔している。でもそんなこと考えられるのも、今日まで順調に妊娠継続できているから。

最近の夫は、毎朝私のおなかに手をあて声をかけて仕事にいく。無事出産できたら、そのときこそ夫と思いっきり喜ぼう。いつだって心配は尽きないだろうけど。

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