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母子手帳もらいにいって、涙。

妊娠9週5日の本日、2年ちょっとお世話になった不妊治療クリニックを卒業。妊娠届をもらって、2週間後の産科の予約までに母子手帳をように言われた。最後に先生が「お大事に」といってくれたのがいつもと違った。「ありがとうございました」といって退室。3人の先生が曜日交代で診察してくれるクリニックだったけど、しばらく会えてないあの先生にお礼を伝えられなかったのが少し心残りになってしまった。

スタバで妊娠届を完成させて、さっそく市役所に母子手帳をもらいにいった。保健師さんがていねいに説明をすすめてくれる。何枚目かの書類を説明してもらっているとき、話の流れで不妊治療で授かったことを話すと、「がんばりましたね」「よかったですね」と保健師さんが言った。

それを聞いたら、思いがけず涙が出て、止まらなくなってしまった。

誰も言ってくれなかったけど、私よくがんばったよね。仕事との両立も、よくない結果のたびに立ち直ることも、痛い検査や面倒な薬も、不妊治療のために休職させて下さいっていうのも、全部大変だった。休職したものの、結果がでなかったらどんな顔で復帰しようって考えるのは恐ろしかった。

今日会ったばかりの保健師さんは、当然そんな事情しらないけど、「私もうれしいです」って言って、落ち着くまで待ってくれた。

妊娠できなくて不安だったけど、妊娠しても不安。ずーっと緊張つづきの不安つづきでちょっと疲れてるのかな私。白昼の市役所で泣くなんて思わなくって、自分でも驚いた出来事。



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