悲報
現在、深い悲しみに包まれております。
ボクのウラカンがアイドリングから4500回転までの間が静かな原因が判明しました。
ディーラーで状況をチェックし、イタリア本社に確認したところ、正常とのこと。つまり、
「厳しい環境規制をクリアするため、スポーツモードやコルサ(サーキット)モードでアクセルを踏むと、マフラーのバルブを閉じて音が静かになる仕様に変更しました。」
とのことでした。
スポーツモードはバルブを開くためのモードなのです。そしてバルブは、極端なことを言うと、アクセルを踏み込むのに備えて開けるものなのです。それを、「アクセル踏んだら閉じる」って。どういうコト…!?
… 料理に例えると、「料理を温めようとすると、火が消える仕様に変更しました」と同義ですw。
現在ヨーロッパは他の国より規制が一段階厳しいため、他のメーカーでもヨーロッパ向けの車だけは音が静になるように仕様変更しているというのはよく聞く話なのですが(その場合でもアメリカや日本仕様は元のまま)、ランボの場合その基準を一律にしたようで…。
ディーラーですら寝耳に水(ボクの指摘で知ったぐらい)だったようで、日本向けの車は元の仕様に戻すよう、猛烈に抗議してくれているそうなのですが、どうにもならないようです。
細かい部分の仕様変更はよくあることなので仕方ないにせよ、ランボルギーニーの本質であり魅力であるサウンドを丸々と削ってしまうような仕様変更がされていたとは…。
エンジンやアクセルの状況で変化するエキゾーストノートがエンジン車の魅力の一つなのにーーー!!
気分的には、偽物を買っちゃったぐらいの悲しみです。だって、あのサウンドに惚れて購入を決めたわけですから…。日本の規制はヨーロッパとは異なるのに、なんでダヨーーーー!!!!
ちなみに4500回転超えると再びバルブが開くので、サウンドを楽しめるようになりますが、…違うんですよ、そんなに踏み込まずとも、普通に街を流してるレベルであのサウンドを楽しみたいんですよ。
今後、バルブコントローラの装着を予定していますが、バルブを開いただけで元のサウンドと同じになるかどうか…。
というのも、試乗車や今借りている代車(2021年仕様)は、街中を低回転で普通に走っているだけでバブリング音やアフターファイヤー音、ブリッピング音などがするのですが、それらの音って単にバルブを開いただけで発生するんでしたっけ…? それらはそれぞれ別制御のはず…。
つまり、ボクのウラカンは、バルブの開閉以外にも制御が変わっている可能性があり、そうなってくると、バルブを開けただけでは単に音が大きくなるだけで、2021年以前の仕様と同一にはならないかもしれません。もしそうだった場合、自分のウラカンの魅力は半減、どころか1/4ぐらいに…。
車に詳しくない人のために、オーケストラで雑に例えると、バルブが閉じているのは一人でバイオリンを弾いている状態で、バルブが開くとバイオリンが10人編成になります。でも、バルブ開閉以外の制御も変更になっていた場合、トロンボーンなどの管楽器(バブリング音w)やシンバルなどの打楽器(アフターファイヤー音)は加わらないので、そうなると、オーケストラとしての魅力が1/4ぐらいに…。
エンジンの存在を感じたいために選んだ車なのに、そのエンジンを感じられない仕様になってたなんてーーー。悲しみ。
なお、
代車は普通に乗り回してますw。
ちなみにコルサモードのメーターグラフィックも仕様変更になっていました。
こちらが以前のデザイン。
こちらが新しいデザイン。
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