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今度はClubhouse離婚

コロナ禍で一気に広まったコロナ離婚。
実際にはコロナが原因で離婚に至ったわけではなく
もともとの不和がコロナが原因で発覚したのだ。


夫婦の問題が多くあった人たちも
今まではお互いが仕事に行き別の時間を持つことで
見て見ぬ振りができたから何事もなく夫婦としての形が保たれていた。

しかし
緊急事態宣言で夫はリモートワークで朝から家にいる。
子供たちも家から出られずに妻は3食ご飯の支度をし、そして自分の仕事もしなければならない。

夫は自分は仕事をしていると言う理由で、何も手伝ってくれない。
言うことは「ご飯は?」の一言。

妻は夫がない時間があるから、自分の気持ちをリセットしたり好きなことができた。
コロナで家に四六時中夫が家にいることで自分の時間も持てない。

夫は自分の居場所が自分の家にないと言うことに気が付く。
リビングには妻と子供たち。
自分の部屋もなくリモートワークするスペースがない。
今のようにビジネスホテルのリモートワークプランが充実していなかった時は
ベランダで仕事をしていると言う方もいた。


そんな妻や夫が子供が独り立ちした後、定年後はこんな生活が続くのだと想像し
だったら今離婚した方がいいと思うのであった。

でも経済的理由や、1人になる不安、コロナで気持ちが落ち込んでいたが
コロナ禍の過ごし方にもなれ精神的にも平静を取り戻したことで
実際に離婚に至ったケースはそこまで多くない。

しかし今空前の大ブームのClubhouseにはまり込む人の中に
離婚危機が出てきている人が多く存在する。

Clubhouseは、いつどんな時でも人と繋がることができる。
流行り出して3週間ほど経つが、今は自分の居場所となるルームや友達も見つけ
自分の居心地の良い場所を持っている人が増えてきた。

どんなルームがあるのか、誰がどこに入っているのか気になって
いつでもClubhouseを開いている人もいる。

聞いているだけではなくスピーカーになる場合は
家族と一緒にいるリビングから移動して自分だけの部屋に移る必要がある。

Clubuhouseで自分を表現したい。
自己表現の場所はここだ。
有名人と同じルームにいることに感動。

知名度のない一般の人でも
自分のルームに人が来てくれモデレーターになることで
誰もが自己アピールすることができる。

そこで自分には力がある
と勘違いする人もいるようだ。

Clubuhouseの中毒性がそこにある。

中毒になった結果、家族との団欒よりClubuhouseを選ぶ。
家族との会話もせずに1人部屋にこもりClubhouseで話し込む。
1人が寂しいなんて感じないのは
Clubhouseの中で気の合う人を見つけていくらでも話ができるからだ。

私もClubhouseを始めた頃は面白くて何度も開いていたが
スピーカーとして話し出すにはやはり1人にならないとけない。
家族が寝静まってから参加しようと思ったが
静かな家の中でボソボソ話しているとその声が家中に響く。


その上、目でみるSNSと違って、声だけだからこそ集中しないといけない。

テレビを見ながらでも会話はできるが、
視覚ではなく聴覚を使うClubuhouseはながらができない。
相手の話をしっかり聞かないとコミュニケーションは取れないのだ。


一人暮らしや自分の時間をたくさん取れる人には最高のCLubhouse.

しかしこれからはコロナ離婚よりも
クラハ離婚危機が増えてくると思う。

コミニケーションを取りたくないのに
同じ時間を共有しなくてはならないから
みなくても良い問題が露呈するのがコロナ離婚

コミュニケーションを取りたいパートナーを後回しにし
同じ家にいながら遠い存在だと感じ
孤独感と自分の存在の価値観からくるのがクラハ離婚

家族かClubuhouseかどちらが大事か
妻や夫や子供からまで問われる時が来ている。

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