短歌7首「消光」
毎日の胡散臭さを消すために、詠んでいるけど…あってる?これ
ロイコクロリディウムの色 この世からあの世までってどのくらいだろう
平日の真っ昼間から得るポエジー(シリアルキラーが描く絵の感じ)
語呂合わせの電話番号 ちょっとだけ地元を思い出すのはどうして
結局は親ガチャってそりゃそうだけどインターネットカフェの湿り気
貧しさの断ち切れなさは異常だと思うこの頃 ポエマーズハイ
二十代三十代って ぼくだけが虫歯のような日々をそのまま
遠雷が遠雷じゃなくなるとこでショートケーキの苺をあげる