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【丸い形のモノ その3】コースター購入の思い出

「丸い形のモノ」が好きです。不思議なことに、その形に癒されホッとするのです。この記事ではコースターを取り上げます。

ケチだった私が、小さなモノからお気に入りのモノに替えていこうと決意した当時の話である。真っ先に思い付いたモノが「コースター」だった。ないならないで生活に困らないが、あれば家でのお茶の時間がおしゃれになると思ったのだ。

それまでは無印良品で購入したコルクのコースターを使用していた。地味だけれど、冷たい飲み物の結露を吸い取ってくれる優れもの。これはこれで捨てずに使い続けることにし、追加でコースターを買うことにした。

外出先の売り場にコースターがあれば、形状や値段などをチェックした。予算内だけどデザインがイマイチ…というふうになかなか「これは!」と思うモノを見つけられなかった。



宝石ではないけれど、カットが美しい

ある日、期せずして初めて訪問した店で5枚セットの商品に出会った。木材のカットが美しく、形が良かった。セットは2種類あり、5枚それぞれ樹種が異なるセットと、もう一つは単一樹種のセットだった。どちらのセットにするかで迷い、また予算オーバーだったため買わずに帰宅した。

「予算オーバー」は、買うぞと腹をくくれば済む話である。結局どちらのセットを購入するかでしばらく悩んだ。

統一感を重視するなら単一の樹種を選べばいい。が、樹種がすべて違うのも面白い。その日の気分で樹種を選ぶという使い方ができ、想像しただけでワクワクした。

特に決め手はないので「異なる樹種で色が違っているほうが楽しい!」と、その時の気分であっさり決断した。決めたら、あとは買いに行くのみ!

当時あれだけ迷って購入したコースターなのに使用頻度は少なく、この記事を書きながら普段使いしようと気持ちを新たにした次第です…

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