表現の幅

 文章を書いていると、たまに、というか、かなりの頻度で、この表現前にも使ったなと思うことがある。たしかに同じ人が同じような文章を書くのだから、表現が似てしまうのは致し方ないことなのだが、それにしても同じような表現を多用しているようでは、表現力というものは育まれないし、なによりコピーアンドペーストではないかと他人からツッコミを入れられるのは癪である。
 ならば努力というものをしてみるか?でも、どうやって。普段使うような表現を制限して書いてみるのが良いのかな。イワシの口先に青いインクを付けて、パクパクと口が動くたびに紙に飛び散る生臭いインクの滴りを、乾かしたあとに写真にしてSNSで自慢してみよう。

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