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老いても心は続く。

  コロナが猛威を奮った。


  辛いケンタッキーが
  私の喉にもしみている。


    明日から休み。
  ここで気を抜くからヤバイ。


     生き残り組
    よく頑張った…

   特にピンクは正社員

  メキメキと仕事できません

    仮面は崩れた。

   まずは毎日笑っている

ピンク
おつぺこ。


   5類になったコロナは
  強制的に施設から言えない。


 

  今回のコロナは枝葉の様に
     バズった。

  5日経過して
  発熱がなければ

  96歳の利用者も
  家族の意向でデイに
  ぶっこまれる。

  96歳の愛すべき国宝は
  早い時期にコロナに罹患。

  本来なら今週いっぱい…
  休ませてあげたい…
  
今日いた
メンバーの、みんな思っただろう。

  
  私は、愛すべく
  国宝のお迎えの添乗だった。


  あまり書いては
  いけないのかもしれない。

  でも、国宝が住むのは
  完全別世帯の
  立派な2世帯住宅。

  

  家で、予後が必要。
 

    96歳だぞ… 


  そのあと、ゆっくりと

  かなりの
  時間はかかるかもしれないけど
  歩いたりすればいい。


    大丈夫だし。 

  


だけど、
利用者の今日のダルさは 
回避してあげたかった。

  

  迎えの時に利用者を見て

  

  これで連れていくの??

  
  「行くの無理してないですか?」

 
  と、 珍しく敬語で
  真剣に伝えた。
  

  本人に声かけをした。



  私の言葉を遮る家族。

 「3食食べました。
   昨日訪問のお医者さんは
明日のデイには行かなと、
歩けなくなると言われましたし、
お風呂9日入ってないですし、
動かないと動けなくなりますから!」

  

     うるさいな…  

    見れば分かるんだよ。


深く帽子を被らされ、
マスクであまり顔が見えない。
  
  
覗き込むと
私に泣きそうな利用者。


キーパソンが全てなんだろう。


いつも穏やかな 
私は頭にきていた。


「よろしいですか?
本日の利用者様も安全を選び休んでる方、予後の方でお休みが増えてます。
職員は、殆ど罹患しております。
この状態でお連れして宜しいんですね?」     


私はの言葉など
絶対に耳を貸さない家族。

  

  利用者さんは車に乗せられ


  1番遠い席から
  私に寒いという。
  許せないと嘆く。  


運転中にカバンに入ってた
レインコートをとりあえず
着ていただき、エアコンを切った。



利用者さん本人に聞きたい。
私にたたみ込んでくる家族。


こんなに
感じの悪い私は始めてだっただろう…


いつもニコニコしてるだけじゃない。


    デイ到着まで 

   変なアドレナリンで
   辛さを吐露する利用者。


   施設にきてみたら

    利用者5人……


「こんなに皆いないのね………
     そうゆうことなのね…
     みんなで励ましながら 
     いられると思ったのに。」

     

    続かない体力。

    すぐに臥床。


  お昼ご飯でお声をかける。


   0/1 完食量。


そこから
いつも我慢ばかり
家族に気を使う利用者は
壊れたように

   何度も何度も訴える。


 「年寄りになっても心はある!
  こんなやり方で家族に出された」

 

 

   「悔しい………」


その言葉を
噴火したように繰り返していた。


これも又、
認知症が進んでいる気がした……


  年老いても心ある。


まさに…

何でも
「歳だからしかたないのよ!」


その言葉で斬るのは
やめないといけない。



  家族にも色々あるだろう。


 それぞれの想いがあるだろう。


  心は必ず守ってあげたい。 


   私も生き残るから

   
   国宝よ来週待ってるね


私も母親にラインするよ。

利用者が教えてくれる愛を
こぼすことなく。

   長生きしてね。国宝。


  
   ピンクの登場を待つ。




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