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うちのおばあちゃん

うちの母方の祖母は、氷川きよしさんが大好き。

80代後半になっても階段を駆け上がっていくほど足腰が強く、1人でバスツアーに申し込みして出かけるくらいフットワークも軽い軽い。

自分の靴がボロボロでも、私や他の孫たちに小遣いを渡そうとして、「いや、ばーちゃんまず靴買おう!」と総ツッコミを受けるくらい、家族を大事にしてくれる人でした。

そんな祖母が、先日天国に旅立ちました。お葬式がちょうどバレンタイン。なんの偶然か、先に亡くなった祖父の命日でした。

祖父と祖母は、社交ダンスで知り合ったそうで。祖父は寡黙な人だったので、お葬式の時初めて知って驚きました。不器用でダンスが下手だった祖父に、社交的だった祖母が一緒に踊ってあげたのがきっかけだったそうです。人に歴史あり。

お葬式の日は、2月にも関わらず春のように暖かく、晴天。たくさんの人に見守られて祖母は旅立ちました。

享年93歳。たくさんの人とお花に見送られた大先輩の大往生、大尊敬です。

ふと自分のお葬式ってどんなだろうな、と想像しました。みんなが競うように花を手向け、お別れの手紙を誰が読むかその役を取り合い、その手紙で会場に爆笑が起こるような、そんなお葬式だといいな。笑

祖母のように、悔いなく、あとは任せたよって笑っていけるように、まだまだがんばります。

ばーちゃん、ありがとう。天国のみんなによろしくね。そっちに行く時は私もばーちゃんだ。笑

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