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子育て支援事業の資金を考える時におススメしたいこと

子育て支援や子育て応援活動に関わるあなた、活動資金や運営資金に悩まれていませんか?
私もそうでした。

現在は、「大分のママ集まれ!」をはじめとした「ママ集まれ!」を利用者(ママや女性たち)から参加費を頂かず運営しています。

ママ集まれ!の運営会社として設立した、合同会社co-e connectの受託事業「令和5年度大分県子育て応援活動人材育成事業 きっかけづくり講座Ⅰ」(子育て応援活動や子育て支援に興味がある方、新たに子育て支援をさらに拡充したい方などが一歩踏み出すきっかけをつくる講座)を先日開催したのですが、講座後の質疑応答の中で受講生の方々から上がったのが
「なるべく利用者からお金を頂かずに子育て支援事業を拡充したい(または支援拠点を立ち上げたい)が、活動資金・運営資金に困っている」

やっぱりみんな悩んでいるんだなぁ。

活動資金・運営資金の獲得/捻出方法も大事なのですが、その前に。
私の経験上、おススメしたいことがあります。

子育て支援/子育て応援活動にかかるお金

どんなに想いがあっても、
リアルで何か行うのであれば
会場費や光熱費、材料費や交通費、手伝ってくださった方への謝礼など
オンラインでも
サイトの開設費や運営費、システムの使用料
はっきり言うとお金がなくては何もできないのが現実です。


資金はどこから調達する?

ではそのお金=資金をどこから調達するかですが、

①利用者や参加者から会費を頂く
②利用者や参加者以外から調達する

このどちらかが一般的です。

大分を本部として展開しているママや女性のコミュニティ、わたしたち「ママ集まれ!」は、②を選びました。

参加者からお金を頂かない場合の資金源

②の場合、資金源はどこかと言うと
助成金や補助金、寄付(協賛金や後援金)、行政などの事業受託(今回の「大分県子育て応援活動人材育成事業」もこれです)
が一般的で、
商品を製作・販売した場合の売り上げや、何らかの代理店となった手数料などを資金に充てているところもありますね。

因みに「大分のママ集まれ!」はビジネスとして企業や行政からお仕事を頂いて、運営資金に充てています。

「ママ集まれ!」が②を選んで、合同会社を設立した理由は、機会があれば別記事で触れたいと思います。

活動資金・運営資金を得たい方に伝えたいこと

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

運営資金を得る方法は、①でも②でも、どちらでも良いんです。
ただ、その前に、一つだけお勧めしたいことがあります。

それは
・それを『自分の』事業としてやりたいのか
・その内容を実現できるなら、主体は『自分』でなくても良いのか
どちらなのかを考えておくこと
です。

このふたつの違いは、想像以上に大きいものです。

これから子育て支援/子育て応援活動を始めたい、拡充したいとき、人に会って相談したり、想いを人に聞いてもらうこともあると思います。
そして色々なアドバイス(や、出会いやチャンス)を頂くこともあるかもしれません。

『自分でやりたい』のか、『実現できれば主体は自分でなくても良い』のか、自覚しておくことで、アドバイスをする方もあなたも、時間や労力を無駄にすることがありません。

なかなか考える機会が少ないかもしれませんが、大人のマナーだと思って考えてみると、不要なトラブルも防げます。

今回は活動資金・運営資金を考えるテーマで書きましたが、実はこの『自分でやりたいのか』云々は、お金問題に限らず、誰と一緒に活動するか、どう広げていくかにも大きく関わってきます。







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