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自尊心とモチベーション幻想

最近モチベーションあがんないな、昔どうやって上げていたっけ?と考えて、あれ何か変だなと。はたしてモチベーションって上げなきゃいけないもの?

小学生の頃、やる気がない時の自分が厭で気分が悪く、やる気が出ている時の自分の方が明らかに心地よかったので、どうにかしてやる気を出す方法、自分を気持ちよくさせておく方法をいつも探してた。自分なりにやる気を出す方法はいろいろあったけど、特に有効だったのは読書。小説とか物語よりも、ノンフィクション、伝記、啓蒙書、ハウツー本みたいなのが効果絶大だったし、ほどなく父のデスク周りにあったビジネス書も好んで読み込んでた。社会人になってからはハック系の記事を熱心に読んでは、仕事の効率化やタスクマネジメントに専心してたものです。

でも、それって例えば大きな夢があって、そこに向かうための努力をしていたわけではなく、やる気を出すこと自体が目的化してて、出世のためでもお金のためでもなかったな。

ずいぶん昔、私はITマネジメント職で深刻なバーンアウトをしていて、それ以降ずっと、あえてモチベーション上げないように気を付けてた。無理に(無駄に)やる気を出すと死ぬ。

きちがいじみた働き方を、やっとの思いで健全にしていって、ゆっくりできる日々を手に入れてみた今になってわかったことが2つ

1.モチベーションは無理に上げるものじゃない。好きなことに対してなら自然に上がるもの

2.そして、好きなものに囲まれていれば、自尊心もモチベーションも「自然に、健全に」上がる

あーこれもしかしたら、普通の人たちは当たり前にわかってることなんだろな。


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