見出し画像

ベイブレードX 「ブレーダーズジャッジ制度」について

2024年7月21日(日)に開催予定のベイチューブ主催「ベイチューブカップ」にて、試験的にある制度が導入されることになりました。
「ブレーダーズジャッジ制度」というものです。
公式HPはこちら↓
https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/event/g2_beytubecup2024.html
どういうものなのか見てみましょう。

https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/event/g2_beytubecup2024.html
https://beyblade.takaratomy.co.jp/beyblade-x/event/g2_beytubecup2024.html

ジャッジをブレーダーの方々にお願いする、というものですね。
今までの大型大会では、ジャッジの質についてよく問題にされていたように見えます。
そこで、目の鍛えられたブレーダーがジャッジを担当してくれたら・・・というものですね。
面白そうな企画だと思います。

あとで好意的な感想を話しますので、ちょっと後ろ向きな感想から。

試験的とはいえ、10時間も拘束し、その中で厳しいジャッジをしないといけないのに、ボランティアのため報酬がランブー1個、実質1400円というのは割りに合わないという人も多いかと思います。
人によっては「人件費削減だ」と思ってしまうかもしれません。
「ボランティアは無償でなければいけない」という認識が多いかもしれませんが、有償ボランティアが禁止されているわけでもありません。
規模や負担に対して見合った報酬が出るようになればいいのに、と思います。

また、「厳然」「公正」「公平」なジャッジは、大きな大会ほど求められ、負担も重圧も大きいものです。
今までは「運営ジャッジ・アルバイトジャッジの質が悪い」と運営に矢が向けられていましたが、これがブレーダー個人に向かってしまう可能性が高いです。
こういったリスクを全てブレーダー個人に背負わせるのか、委任・委託している運営側も責任を負ってくれるのか、という問題もあります。
「ブレーダーとの共創関係」を目指しながらブレーダー間で争いが生まれてしまう事態は、避けられるなら避けてほしいです。

リミテッドルールなど、試験的な制度を大きめのイベントで試してしまう運営側の対応にもいささか疑問があります。
ブレーダーズラボ内で試験的に小イベントで導入・検討すればいいのに、というのが正直な感想です。

ここからは好意的な話を。

「大会/イベントの質の向上や競技環境の拡大を目指し、ブレーダーの皆様と一緒に公式イベントの運営を行う方法を検討」という、目標に対して企画や試験をするのは好感が持てます。
鍛えられたブレーダーの方がジャッジできる、という話はよく聞こえてきますから、そこで一緒に運営してみようというのも自然な話かもしれません。

「「ベイブレードをもっと世の中に広めていきたい」という同じ思いをお持ちの方」「一緒に大会を盛り上げていただける方、運営をサポートいただける方、BEYBLADE Xの運営に携わってみたい方」は少なくはないでしょう。
参加側だけではなく運営側もしてみたいという希望は自分にもあります。
各地で開催されているS1大会もその一端でしょう。
このブレーダーズジャッジ制度から、ベイブレードを世の中に広められるようになればいいな、と願っています。

個人的な提案を。
今回は中規模イベントでの試験導入ですが、個人的には、各地で小規模の「公認ジャッジ研修」を開催してもいいのではないでしょうか。
SNS上でも「公認ジャッジ制度があればいいのに」という声も聞こえます。
中・大型大会のジャッジの質については、矢を向けられる関係上、運営側に頑張ってもらうしかないのかな、と思います。
一方、各地で開催されているG3やS1大会について、「公認ジャッジ」の肩書をもつブレーダーがいるのは運営・参加者ともに安心できるかと思います。
S1を開催するにあたっても「公認ジャッジ持っています」と言えるのは強みになるのではないでしょうか。
「ベイブレードをもっと世の中に広めていきたい」という目標を目指す場合、草の根活動的に、地域のイベントを盛り上げていくことが必要だと思っています。
そこから中・大型大会に繋がっていく動線は確実にあるでしょう。
その中で「公認ジャッジ」がいてくれるのは、イベントを運営するにあたって安心できる大きな材料になりそうです。

今回は大会での「ブレーダーズジャッジ制度」試験導入ですが、各地に広まって「公認ジャッジ制度」につながっていけばいいな、と思います。
G3やS1以外でも、野良大会や交流会を開くことを考えた際、公認ジャッジがいることは大きなメリットになります。
また、ブレーダーがジャッジとしての目線も鍛え、運営側との共創関係を作れるのは、各地域の小規模大会を継続していくにあたっても重要になりそうです。

「公認ジャッジ制度」がつくられたら、自分も参加してジャッジができるようになりたいですね。
各地のイベントの手伝いや、自分のイベントの開催を円滑に、より安心しておこなえるようになると思います。
各地開催は難しいかもしれませんが、全国〇都市で開催、などいかがでしょうか?
「公認ジャッジ」が欲しいブレーダー、たくさんいると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?