やっぱりまだ悔しい

今の不妊治療医院に移る前は、杉山産婦人科の新宿院で半年ほど治療し、採卵から成熟卵3個そのまま胚まで育ち、グレードも比較的良く3回移植しました。

私が今でも悔しいと思っているのは2回目の移植結果にまつわる話。

着床して、HCGも183という高い数字を出しました。ほぼ確定の妊娠です。
嬉しかったのですが、それまで出されていた膣錠をその日から打ち切られました。
この先はホルモン補充しないという判断です。
え、本当??大丈夫なのかな??
予感は的中し、5週の検査で胎嚢は見えずHCG数値も無くなり、化学流産となりました。

なぜ流産になったか、先に説明もない、返事も曖昧。私が杉山に見切りをつける切っっけになった出来事です。

今通っている病院の院長先生に経緯を話して、先生の所見を伺いました。
そもそも、着床には自然発生してホルモンが十分に分泌されるいい着床と、ホルモンの自己生成が足らない着床がある、と聞かされ、しかしそれを投薬で補うことで妊娠継続の可能性は大いにある、というお話でした。
先生は、いろんな病院の方針もあるし、と言葉は濁していましたが、僕なら投薬は続けたかな、とおっしゃいました。同席していた夫には意図が十分に伝わったらしく、前回の事は本当に腹立たしいけど、病院を変えてよかった。しっかり説明してくれるいい先生に出会えてよかった、これなら安心して任せたい、と言っていました。

あの時に膣剤だけでも続けられていたら…あの先生は何を考えて投薬を中止したのか、と今でも思うことはありますが、一度は着床していい数値を叩き出した自分の母体を信じて、年明けからまた新しくチャレンジしたいと思います。

最後に思うのは、杉山産婦人科さんは正直オートメーション化されすぎていて個別対応はしてくれません。毎回違う先生がその場その場でカルテを読んだ都度つど対応です。保険の範囲でできる通り一辺倒な治療に、不妊治療の入門のような病院だと今は思ってます。あそこに通っていいのは35歳まで、それを過ぎたらより専門的で個別に治療を考えてくれる、治療内容の広い病院に移ったほうが良いと私は思います。

以上、病院選びって本当に大事だねってお話でした。

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