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誰かを支える存在でありたい。 自分の弱みも強みも活かした、しおりさんのライターとしての活躍に迫る。

現在、臨床検査技師兼ライターとして活躍されているしおりさん。山口県在住で、山口に関するコラムも多数執筆されています。読めば読むほど、山口県にいきたくなる暖かい文章です。
 
インタビュー当日も、お仕事終わりに駆けつけてくれました。お忙しいなか、嫌な顔ひとつせず明るく親切に受け答えしてくれます。
 
このインタビューでは、しおりさんの魅力に迫るとともに、ライターになったきっかけや、今後の人生のビジョンも深掘りしていきたいと思います。
 
自分が好きなことを大事にして、一歩を踏み出したしおりさんの挑戦を通して読者の皆様に挑戦することの大切さが伝われば幸いです。

表舞台よりも裏方から人々を支える仕事を


--      まず最初に、“臨床検査技師”という現在のお仕事について教えていただけますか?

臨床検査技師、といってもいろいろな分野がありますが、私は現在心電図やエコー写真を撮影したり、脳波を分析したりするチームに所属しています。

--       率直に知りたいのですが、なぜ臨床検査技師というお仕事をしようと思ったんですか?大学入学前から目指していたんですか?
 
はい、臨床検査技師を目指して大学受験しましたね。
 
もともと「安定した仕事」につきたいという希望がありました。そこで大学を選んで、受験して、就職して今に至ります。
 
新卒から8年働いています。
 
--      「安定した仕事」で医療系を選ぶなんて、すごいことだと思います。勉強も大変だっただろうとお察しします……!
 
そうですね、勉強はめちゃくちゃしました(笑)
 
でも、決まったゴールに向かって着実に進んでいくということは得意でした。逆に“自由になんでもやってくれ”と言われることが苦手なので、締め切りやゴールがある作業が好きですね。
 
また、親戚も医療系の仕事をしていて近い存在で医療従事者がいたことからハードルというのはあまり感じなかったですね。
 
--       ゴールに向かって着実に進む力があるんですね、しおりさん。
 
でも、見学に行った時に「あなたは絶対看護師向いていない」って言われたんです。
 
実際に自分でも、お医者さんや看護師さんのように表に立ってバリバリ働くよりも、裏方だけど重要な役割を担うほうが、自分の性格には合ってるなって納得しちゃいました(笑)
 
もともと家族からも顕微鏡を見たり、分析するのが好きだよねというフィードバックももらっていたので、臨床検査技師になろうとすんなり思えた気がします。
 

ライフプランを考えた時、そこにあったライターという選択


--       とても重要な仕事ですよね。病院にいくといろいろな人に支えられていると実感します。いつもありがとうございます!
 そんなしおりさんは今アフィリエイトやライターとしても活躍していらして、やってみようと思われたきっかけはありますか?

 
はい、まずは2020年頃からアフィリエイターとしてオンラインスクールに入りました。
 
現在の仕事をしながらなので、他の方よりはスローペースですが今年に入ってだんだん収益が出はじめました。
 
ちょうどその頃、山口県のコラムを見つけて応募したところ縁があっていくつか記事を書かせてもらっています。それが直接のライターになったきっかけです。
 
結婚もして、自分のこれからのライフプランを考える中で今の仕事を続ける以外の選択肢も模索していたという背景もあります。
 
--       しおりさんは山口県生まれで山口県在住ですから、山口のプロフェッショナルですね!“書く”ということはもともと得意だったんですか?
 
そうですね、やっぱり小さい頃から書くことは得意でした。人前で話すことは苦手でしたが書いて伝えることは好きでしたね。
 
小学生の頃は、読書感想文の表彰を受けました。喋って褒められたことはあまりないのですが、書いて褒められた!という嬉しい経験はあります。
 
--       読書感想文、懐かしいです。小さい頃の成功体験って重要ですよね。自分の性格をものごころついたときから把握していらしたんですね。
 

自分の性格を把握して、弱みも強みも活かす


はい。あさこさん、「門鑑定」という占いご存知ですか?私はそれで“書くのが得意”“地道に何かを作り上げるのが得意”と診断されたことがあって、それについては自分の性格を表しているなあ、と感じましたね。
 
--       しおりさんは16 Personalities という性格診断も実施されていましたよね。あの結果はどう思われましたか?
 
はい、私は“擁護者”という結果でした。2面性がある、と書かれてるのですがこれは当たっていると思いましたね。
 
人前で話すことは苦手、とお伝えしたんですが実は人と話すのは好きなんです。友達といるより、1人でいるほうが楽なことが多いけど、友達といるのも好きです。
 
--       私はしおりさんと話していて、人と話すのが苦手なのかなと感じたことはないですよ!
 
ありがとうございます。人に会いに行ったり、人と人をつなげることにも幸せを感じます。
 
人前で何かを伝えるのは不得意かもしれませんが、文章にして伝えるということは得意です。
 
--       2面性を上手に使えている良い例ですよね!もちろん、しおりさんお話しもとても上手だなと思います。
 
ありがとうございます。今まで挑戦したことはないのですが、インタビュー記事の執筆も今後挑戦してきたい分野の一つです。
 
誰かの話を聞いて、その経験をまた他の人たちにも共有できたら、読者の方がそこから何かを感じ取ってもらえたら、ライターとしてとても嬉しいことだなと感じます。
 
--       素敵ですね。インタビュー記事のほかに今後ライターとして挑戦したいジャンルはありますか?
 
はい、やはり自分は医療関係で働いている年数が長いのでその経験を活かした医療系の記事や、自分自身が経験した不妊治療の執筆に挑戦したいです。
 
また、今も書いていますが旅行や地元を紹介する記事なども引き続き挑戦していきたいと考えています。

自分が成長することで、他人に還元できる


--      ありがとうございます。ライターの先輩として、お仕事をする上で大事にしていることも、ぜひ教えてください。
 
自分は、自分勝手かもしれませんが、常に成長したいという気持ちが強いんです。
他の人に何かを伝えるなら、まずは自分が何かを知る、成長するという思いからきています。
 
自分が知識をつけることで、他の人に還元できると思っていて、今の仕事でも、自分から認定資格を取ったり、自分の知識を伝える機会をもらえばそれを共有しています。
 
なので、お仕事する上でもまずは自分が十分な知識をつけて、執筆に臨むということを心がけています。
 
--       すごく必要なスキルですね。すごく勉強になります。今後のライフプランについても少し伺えますか?
 
はい、今は子どもが欲しいと思っています。独身時代はずっと「旦那さんが欲しい!」と思っていたんですが、結婚した今は子どもが欲しいと思うようになりました。
 
ライターの仕事を本格化させたのも、今の仕事よりも働き方がフレキシブルで子育てしながら仕事を両立しやすいのではないか、と思ったからです。
 
夫とも、そういったライフプランを話していて、近い将来家族が増えるといいなと思っています。
 
--       自由な働き方を実現しているライターの方、多いですよね!私から見ればしおりさんももうその1人です。

言葉を通じて誰かに体験を伝える尊さ


自分のことをとても謙虚に語ってくれるしおりさんは最後に、ライターという仕事を通してライターの良ささえも発信していきたいと語ってくれました。
 
自分の経験を通じて、それを人に、さらにまた人へと良いことをシェアしていけたら、と。
 
自分の苦手な分野を理解し、何かを伝えることの尊さを、人生を通じて体験されているしおりさんだからこそ、とても言葉に重みがあります。
 
しおりさん、ありがとうございました!
 
 
しおりさんへのお仕事依頼はこちらから。


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