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子育てと仕事の両立を実現 みんなにとってハッピーな働き方を

金融機関でのお仕事から、妊娠・出産を経て、現在webデザイナーとして活躍するあゆみさん。

それだけでなく、ライターやカリグラフィーなどもお勉強されています。お子さんを育てながらも、さまざまな分野にチャレンジされていて、とても前向きなあゆみさん。

話しているだけでパワフルなエネルギーをもらえます。
 
この記事では、あゆみさんが、在宅でのお仕事を目指したきっかけや自分の時間を最大級に活用するための方法や考え方に触れます。

本当の働き方改革を実現する一助になれば幸いです。

「この生活を一生続けるのか?」 - ふと考えた疑問

--      ウェブデザイナーは具体的にどんなことをされているのですか?

デザインチームに所属しており、さまざまな案件を担当しています。代表の方が企業でプロダクトデザインをされています。最近は、その代表の方の秘書として事務面をサポートするお仕事もしています。

締切などはありますが、それさえ守ればどこでどんな時間に仕事しても良い環境です。

--       デザイナースクールには通ったんですか?

はい、通いました。そこがベビーシッターさんを自宅に派遣してくれる、というシステムだったんです。それで、子育て中でもすんなり始められました。
スクールに通うにあたって、オンラインであっても子供が途中で泣き出すことを不安に思っていたので、本当に助かりました。

--       すごい!仕事する上で、時間を自由に使っていい、というのは本当に助かりますよね!ウェブデザイナーに転身したきっかけは何だったんですか?

金融機関で働いていたとき、通勤に片道1時間半かかっていたんですね。
2人目の子どもが産まれて、そのとき上の子は幼稚園だったんです。

職場復帰を考えた時に子どもを保育園に預ける、上の子の幼稚園の迎えも行く、その上1時間半かけて職場に通勤しなければいけないというのを定年まで続けるというのが、精神的にも体力的にも現実的ではない……と感じたんです。
 
その頃、新型コロナウィルスも流行し、世間でも在宅の仕事が注目されはじめました。「働き方改革」の流れのなかで、自分自身も働き方を考えるようになったんです。
 

「子供ができてから、仕事との両立を深く考えるようになった」

--       お子さんがいると、仕事との向き合い方は変わりますよね。

そうですね。例えば子供が熱を出して、すぐに駆けつけたくても、保育園と会社に距離があったので物理的にすぐには行けなくて。保育園からは、「すぐに来てください!」って言われるんですけど。

体調が悪くなるのも大人みたいに年に何回かではないので、会社員時代は子供の看病などで有給を使い果たして、年末には数日欠勤扱いになりました(笑)。今は、通勤時間もなく使う時間も自由なので朝子供を病院につれていってから働くなど、体調が悪いときもすぐに駆けつけられます。

--       お子さんにとっても、あゆみさんにとっても良い環境になったんですね。

子供のそばに居れることは嬉しいですが、子供にとってそれがベストかどうかは分かりません。でも、会社員時代は早退や、欠勤する時も同僚に気を遣っていて、周りは気にしないと言ってくれていても自分が気になっていたりして。

今は、子育てと仕事を両立できています。家事も自分のペースで出来ますしね(笑)。洗濯機を回している間に、デザインの仕事を進めることができます。
 

「自分の働き方は自分で探していく」

--       昔からデザインのお仕事をされていたんですか?

いえ、新卒から10年間、金融機関で働いていました。

最初はいわゆるローカウンターで仕事していました。投資信託や保険などの金融商品の販売ですね。来店される方もさまざまなので、その人に合った話し方や提案の仕方を心がけていました。

--       さすが、あゆみさんはニーズに合わせた提案ができる人ですよね。お話してもそう思います。でも“金融商品”って、聞くとそれだけで難しそうです(笑)入社してからたくさん勉強されたんじゃないですか?

もちろんお客様に説明するには知識をつける必要がありますよね。入行してから銀行業務検定やFPなどを受けて勉強しました。伝えるコツを掴めば、意外と要領よく説明ができるようになりますよ。
 
--       私もその勤勉さを見習いたいです!
今の時代、10年勤続するってかなり長いですよね。長く働くコツなどはあるんですか?


私は社内公募で全く別の部署に応募して、実際合格した経験があります。転職しようとしたけど、なかなかハードルが高い。そんな時に、部署を異動出来る話を聞いて、「同じ会社内だけど、これってなんか転職みたいじゃん!」と思っていたんです(笑)
 
自分で勉強されたり、自分で生き方を変えたかったら即行動するあゆみさん。
実際に行動にうつす、まずはやってみるということの大切さがよく分かります。
 
 

「金融業界からデザイナーへ。 仕事の仕方の本質は変わらない」


--       金融業界からデザイナーとなり 、すでにデザイナーとして活躍されているあゆみさんが、ライターを目指したきっかけは何ですか?

ザイナーをやっているなかで、より包括的な提案が出来たらいいなと思ったんです。例えばデザインだけを担当するのではなくて、そこに掲載するPR文章や紹介文などを私が書けたら、他のデザイナーさんとの差別化もできるなって思ったんです。
 
--       差別化って大事ですよね。会社員時代や、今も守っている“仕事をする上でのポリシー”とか、あるんですか?

“お互い気持ちよく仕事をする”ということでしょうか。例えばメールの進め方ひとつでも何がお互いにとって効率的か、一番いい方法かを考えながら進行するようにしています。

期日をきちんと守るとか、当たり前かもしれませんが、余計なストレスを感じずに仕事に全力投球できる環境をつくることが出来ると良いですね。それがお互いにベストパフォーマンスに繋がるかな、と思っています。
 その上でまた私にご依頼いただけたら、とても嬉しいです。

 
--       業界は変わっても、仕事の仕方の本質は変わっていないって素敵です。金融業界を経て、現在はウェブデザイナーとして活躍されているあゆみさん。今後ライターとしてどんなジャンルを書いていきたいですか。

強みとしては、やはり自分が経験したことかと思います。妊娠・出産・子育ては現在進行形でやっているので記事を書いていけると思っています。料理とか、家事のこともいいですね。

 もちろん金融業界にも長く在籍していたので、その仕事のことも対象にできると考えています。

大学生活やアルバイトで馴染みの深い神戸のことや、お出かけ情報なども記事、自身がハマっていることに関する記事執筆にも興味があります。
 

「これからも色んなチャレンジを」


--       最後に、今あゆみさんがハマっていることってあるんですか?

今カリグラフィーにハマっています。これもウェブデザイナーの仕事をしているとき、フォントなども自分で手掛けられたらいいなと思ったんです。

デジタルの時代だからこそ、手書きのぬくもりがいいな、と感じていて。何より無心で集中出来て、1時間なんてあっという間です(笑)
まだ始めたばっかりですが講師レベルまでいきたいなと思ってるんです!



お子さんを育てながら、新しいことにどんどんチャレンジしているパワフルなあゆみさん。

いつか私も自分のウェブサイトを持つ時に、あゆみさんにフルでサポートしてもらいたい、 なんて思ってしまいました。

コロナ禍における「働き方改革」が日本に浸透して数年経ちました。
でも本当に行動に移して改革出来た人はまだまだ少ないのではないでしょうか?

インタビューを通じて、社会人になってから色々チャレンジされて、自分で自分の生き方を変えているあゆみさんを見て「行動しないと次のステージはない」、とよく理解できました。

あゆみさんの行動力が、同じ想いをしている働くママやパパに新たなアイディアをもたらすことを信じています。

また、同じように自分の生活を変えたいと思っている方に届きますように。
あゆみさん、ありがとうございました!
 

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