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”人生、何でも出来る”                   前向きな姿勢に至ったその背景とは   あみさんのライター人生に迫る

インタビュー当日、2歳と3歳のお子様を育てていらして大変ななか、にこにこと笑顔全開で「よろしくお願いします!」と言ってくれるあみさん。
 
相手を引き込む魅力を持っているとすぐに分かります。
 
あみさんは、子育てをしながらライターとして活躍されています。
またヴィーガンやエシカル、書道といったさまざまな分野にも精通しており、それ以外にも興味があることがたくさんなのだとか。

幅広く活動されているあみさんの素顔に迫ります。

「やりたいことをやってみる」挑戦する精神でライターに転身


--       あみさんは今ライターとして活動されているんですよね?

はい、2020年8月から少しずつライターとして活動しています。
 
--       ライターになったきっかけはありましたか?
 
実はずっと前からライターに憧れていました。でも、「自分にはムリ……」と諦めていたんですよね。
 
でも出産をきっかけに退職してから、「やりたいことがあるなら、何でもチャレンジしてみよう」というマインドに変わったんです。それで実際、2人目を出産した後に開業届を出してライターライフをスタートしました。

--       “チャレンジしよう“っていうマインドって、すごく大事ですよね。
 
そうなんです。やりたいことがあるなら、結果は分からなくてもまずはやってみようって思って!

--       それで今実際に、ライターとして活躍されているのは素晴らしいです!現在の具体的なお仕事内容を教えてください。

現在は、複数の案件を並行して執筆しています。ECサイトの商品説明や、スクール募集のメルマガ作成、オーガニック専門の美容室のウェブサイト作成の手伝いもしています。
 
--       そういった案件とはどのように出会ったのですか?
 
まず、オンラインサロンに入ったんですけど、そこで自分でブログを書いていたんです。仕事を募集するような内容ではなく自由に書いていたんですが、読者の方から「こういう文章って書ける?」と直接ライティングの依頼があったんです。それがきっかけでした。
 
ブログを書いて、依頼がもらえるなんて思ってもみなかったので驚きました。
 
--       ライターという仕事をする前から、依頼したくなる魅力的な文章を書かれていたんですね!「書く」ということが得意だなと思ったのはいつ頃ですか?
 
もともと本を読むことは好きで、社会人になってから本屋で働いていたこともあるぐらいなんです。ヴィーガンに出会ったのも本屋で働いていた時に手に取ったローフードに関する本がきっかけでした。
 
「こんな世界があるんだ!」と衝撃を受けて、すぐに実践したくなったんです(笑) で、実践したら体調がすごく良くなって。
これは自分に合っているなと思いました。今では夫や娘たちも出来るだけヴィーガンの食事にしていて、その生活は2年以上続いています。

いろいろな経験をしたからこそ見える景色


--       すぐ実践に移す、というのがあみさんらしいです!しかも何年も続けているなんて、なかなか出来ることじゃないと思います。旦那さまも協力的な方なんですね。
 
私はなんでも事後報告派(笑)なんですけど、夫は色んなことを応援してくれます。自分がライターに転身することも応援してくれました。
 
今も子育てを協力して行っていて、夫が子どものお迎えにいってくれるとライティングの時間が増えるし、感謝しています。夫とは本屋で働いているときに出会ったんです。
 
--       本が繋いだふたり……まさに運命ですね!本屋やライター以外には今までどんなお仕事をされていましたか?
 
本屋以外には、ウェイトレスも経験しましたし、神社の巫女さんもやったことがあります!(笑)
 
あとはライターになる直前までは、アートスクールにて講師兼事務員として働いていました。事務員として掲示文作成を担当していて、「書いてある内容が分かりやすい」と評価をもらうことが多かったです。
 
--       事務員といいながらライターのような活躍もしていたこともさることながら、講師というところが気になります!書道の講師も出来るんですか?あみさん、アーティストですね。
  
はい、実は書道師範の資格を持っているんです。母が書道教室を開いていたということもありますね。
 
家には書道作品がたくさんありましたし、高校では芸術科に通っていました。美術や音楽を専攻している生徒が混じっていたので、色んなアートが生活の周りにありました。油絵を学校で描いている友人がいたこともあって、とても身近なテーマです。
 
--       本や芸術に囲まれた環境、すごく素敵ですね。ライターのお仕事にもつながることはありますか?
 
はい、ライターとして関わりたいジャンルとして書道だけでなく、日本文化全体や芸術について執筆したいと考えています。
 
美術館めぐりも好きなのでそういったコラムや、展覧会のパンフレットや紹介文も執筆を挑戦していきたいジャンルです。
 

自分は何者なのか?見出した答えとは


--       ヴィーガン生活に、書道、さまざまなアートへの精通と幅広い分野に興味を持たれているんですね。ここまで書いて、私のなかで勝手にあみさんってすごくきちんとしているイメージがありますが、実は世界一周の経験があるんですよね?
 
はい、大学を中退したんですが、その後にバックパッカーとして世界一周しました!当時は「四年制大学を卒業して初めて“普通”になれる」って思っていたので、自分の意思で中退したのに「わたし、何者かにならなきゃ!」という概念に囚われました。
 
そのとき、何者かになる=世界一周する、だったんです(笑)
 
--       アーティスティックなあみさんから、いきなりチャレンジャーになりましたね!すごい発想です。
 
 今となっては突拍子もない考えだなって思うんですけど、でもその当時は世界一周、それもバックパックで周ったら何者かにはなれるだろうって思ってたんですよ。
 
とにかく、「世界一周」だけを計画に入れて細かいことは決めていなかったです。部屋を取らずに毎日を過ごして、「今晩一部屋あいていますか?」というワンフレーズだけ英語で覚えて色んな国で過ごしていました。
 
--      私にはその旅は絶対出来ないので、尊敬します。すごすぎます。
 
私、何でも楽しめちゃうタイプなんです。でもこの経験で、最後には何とかなる、というマインドが身につきました。世界には色んな人がいて、色んなことが起こる。自分が思っていた“普通”が、全然通用しないことが分かりました。
 
これは自分にとっては良いことで、大学中退したときの「何者かになる」って普通になるってことだったんじゃないかと思うんです。でも、“普通”って何だろうって思ったんです。それに囚われていることに気付きました。
 
そこからは、「何をやってもいい。いくらでも何でも出来る」って思えるようになったんです。
 
--       その感覚、すごく良く分かります。いつからか、“こうしなきゃいけない”という架空の像に囚われていくんですよね。
でもあみさんの言うとおり、“普通”なんて存在しないんですよね。チャレンジする精神がこういった経験からも身についたんですね。


はい。ライターとして深みのある文章を書いていくためにも相乗効果を出しながらいろんな興味のあることに挑戦していきたいと思ってい ます。
 
今、大事にしているのは一人の時間と子どもと過ごす時間です。娘たちと楽しく過ごすためにも、一人の時間をちゃんと作って、ストレスを溜めないようにしています。
 
私の場合、今誰かのためにできることの最たるものが育児なので、あと数年は育児中心の生活ですね。そのなかで少しずつ、お仕事の割合を増やしていきたいと思っています。
 

自分の文章で人のために何かをしたい


--       誰かのためにというマインド、とても素敵です。

ありがとうございます。お仕事でも私は基本的には人助け、何か困っている人を助けたいという気持ちを持っています。
 
ライターとして案件をいただいて、文章を書くことでクライアント様やその先にいる読者さまに何か助けになることがあれば、嬉しいなと思っています。
 
 
 
一見とても可愛らしく、アーティスティックなあみさんですがお話を聞いてみると、バックパッカーで世界一周など誰にでも出来るわけではない経験をたくさんしていらっしゃいます。
 
将来、“マルタ島に家族で一年留学したい”という目標を持っているあみさん。
 
「人生、何でも出来る」というマインドを持ったあみさんなら、実現できると強く感じます。
 
家族も自分の挑戦も大事にし、ライターとして活動するあみさんに目が離せません。
 
あみさん、ありがとうございました!
 
あみさんへの執筆依頼はこちらからどうぞ。


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