3人育児の悩みごと

The more, the merrier の実態は、the more, the noisier. The more, the less space. The more, the messier. The more, the more frustrations. The more, the less TIME! 

と、言い出したらきりがないものの、一番の悩みは一人一人と向き合って過ごす時間がなかなか取れないこと、とつくづく思う。

年齢にあった絵本やお話を一人一人に読んであげたいし、一緒に楽しめる絵本はみんなで車座になって読むのもいいな。上のお姉ちゃんとは一緒に料理もしたいし、BlocksやUNOなどのゲームにも夢中になる年齢。真ん中の子とは一緒に塗り絵やお絵かきをしたい。レゴも好きだし、ちょっと難しめのパズルにも取り組めるようになってきた。一番下とは積み木崩しをしたり、ボールを追いかけて走り回りたい。

今年7歳になる長女を筆頭に2歳半差の子供が3人いる我が家。まだまだ3人みんなで一緒にできる遊びは少ない‥.というか、無い。 そして遊びの時間はなんだかんだひっちゃかめっちゃかになり、ケンカが絶えない状態になることが多い。その原因の一つは子供達が私やパパの時間や注意を思うように得られないことに対する不満、だと思っている。というのは、どの子も一対一の時は本当に楽しそうで一緒に充実した時間が過ごせるから。

もう一つの理由はまだ年齢的に下の子にも本気になってしまうこと。

長女と次女とお買い物すごろくをすれば、いまいちまだルールが飲み込めない次女がサイコロを振るたびに好きな買い物カードを引き、それを「まだ小さいから。」とおおらかな心で受け止める精神的余裕のない長女がキーッとなる。カルタをやれば、長女の一人勝ち。一生懸命ひらがなを覚えている途中の次女に勝たせてやるなんて気遣いは全くなし。はたまた1人ジェンガに夢中になっている次女のところへ、長男がトコトコと歩いていき、積み上がったジェンガをガッシャーンとやる。ショックに涙が止まらない次女…叫び声と泣き声がエンドレスに響く我が家…

それでも長女と次女に関しては学校の宿題をやったり習い事の送り迎えなど一緒に過ごして、ゆっくり話をしたりする時間が取れていると思う。一方で、ふと気づいたらその成長を見逃してしまいそうになっているのが長男。

4月末、イースターバケーションを利用して長女と次女はパパと一緒にフランスに帰国。その間私は長男とべったり、じっくり濃厚な2週間を過ごすことになり、その可愛さにオキシトシンが大量分泌。と、同時になんとこんなに色々と出来るようになっていたのね!と驚きの連続。自分でご飯も食べるし、私の言うことは理解してるし、身振りと奇声で意思もきっちり伝えてくる。絵本を読めば、大爆笑してくれる。いけない、いけない、こんな貴重な成長の瞬間瞬間を見逃してはいけない!と気付かされた。

3人子供がいて、仕事もして、どうやって一人一人と十分な時間と心の余裕を持って接してあげることが出来るのだろう。忙しく過ぎる毎日の中でも10分でもいいから、1人ずつハグして、大好きだよって伝えて、その子以外全く目に入っていない時間を作らなきゃ。10分x3=30分の濃厚接触時間を日々捻出していく時間術を身につけねば。子供達が大きくなってから、"oh i shouldn't have spent so much time with the children." って思う人はいない、ってどこかで読んだ。当たり前だけど、絶対に後悔しない、幸せしかもたらさない、それが日々の1人10分。今回の娘たちの不在はそんなことを再認識させてくれました。

そして、いつになったら家族全員でゲームやスポーツを一緒に楽しめる日が来るのであろうか。先輩ママパパ様、ご指南ください。


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