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仕事のちょうどいいコツ

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知ってるとちょっとラクになるような、意外と誰も教えてくれないちょっとした仕事のコツについて。
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愚痴を言うとき、聞くときにはお作法がある

愚痴りたくなる時もあるよね。 愚痴言ってスッキリして また明日頑張れるなら大したもんだ。 だから愚痴は、その日その時その場のものとして それ以降拡散などされないことが前提。 愚痴を言うときは、スルースキルのある人に。 愚痴を聞くときは、共感しながらも 次の日からスルーしてあげるのが優しさだったりする。 溜まってきちゃった鬱憤や、やるせない気持ちは1人で抱えて悩む必要のないもの。愚痴聞いてくれる人がいるのは幸せなことで、聞いてもらえるならどんどん聞いてもらったらいいと思う。

メールやメッセージの「文字」で叱るのはやめておいたほうがいい

後輩を叱るにも勇気がいる。 言いにくいことだし、自分でもまとめたいから メールやメッセージで言いたくなる。 でも実は、 それはちょっとずるい。 叱るときはちゃんと直接言おう。 相手の表情を見て、 どっかで相手の言い分もききながら。 文字で相手の怒りが飛んできたときの恐ろしさ、知ってますか? 何度も読み返してしまって脳裏に焼きついて…文章はいつまでも残っていつまでも消えないんですよね。後からも読み返せてしまう。 叱られる人の痛みの分、自分も苦労して言う方が相手に伝わるもの。

しゃべる速度を相手に合わせると心地よく聞こえるという技

ゆっくりしゃべってるときに 早くまくしたてられると ちょっと威圧的 急いで話してるのに あまりにスローだと…イライラしちゃう しゃべる速度を相手にあわせる それも、ちょっとした気遣い。 自分と違うスピードの人との会話は、無意識に自分を否定されたように感じやすかったりする。人それぞれ話すスピードがあって難しいけれど、1対1で話すときは相手のスピードと同じように話すといいよ。 商談なんかの時には、必須。 相手のスピードを意識しながら、自分のスピードを設定しよう。

謝った後の改善策は2種類あるから両方ちょっとづつかじる

ミスや失敗の改善策は 2つの方向から組み立てるとしっかりと聞こえる。 1つは精神論、そして方法論。 例えば遅刻したことを叱られてる場合の精神論は 「プロとしての自覚のある行動をします」 方法論は 「体調管理に気を配り、仕事優先で生活を見直します」 もちろんプランも大切。 「今日帰りに目覚まし時計3つ買います!」 みたいなプランが相手にフィットするかはよく吟味して・・ 失敗して叱られても、すぐに改善策を言うのは得策じゃない。 でも相手から「それで、どうする気だ?」が出てきたら

叱られ方にはコツがある。改善策はあとまわしが吉

顧客にミスを謝りに行った時 会社で上司に叱られる時。 逃げたくなるよね、嫌だよね、 不快な気分極まりないよね。 でも、急がばまわれ。 「これからの改善策」みたいなやつは、 相手が怒ってる時には逆効果になるから、 すぐには言わないことが大切。 早すぎる改善策は、早く切り上げたいのか!って火に油を注いでしまう。 そしてミスや失敗を叱られている場において、それを許すかどうかは、相手が決めること。だから、許される前提(その先がある前提)に聞こえてしまう「改善策」は、相手が怒りを出し

きちんと謝ってきちんと許されるコミュニケーションがある。遅刻とか

遅刻したことありますか? 人にはいろいろ事情があって、 考えすぎて眠れなくなる日もあれば、 その日に限って目覚ましにきづかないこともあったり。 遅刻はダメなことだってみんなわかってる。 でもどこかで、たまになら仕方ない、ともみんな思ってる。 いつも遅刻しているわけでないなら、 きちんと注意されて、きちんと謝って、 きちんと許されることが正しいコミュニケーション。 もちろん絶対に遅刻してはならない日、というのはあって、そういう日に遅刻をしてしまったら大変なことになるけれど、似

ちょっと大事なことは場所を変えると伝わる魔法

「ちょっとあっちに、いいかな?」 大事なことを伝えたいときは、 あえて場所を移動してみよう。 歩いている間に「なんだろう?」って考える。 その間が、後の話を際立たせるから 後輩を褒める時にもおすすめ。 別に人に聞かれてもいい内容であっても、席を移動するのは効果的な方法。相手が上司であっても部下であっても、ちゃんと聞いて欲しい話はあえて場所を移動してみる。その一手間で、相手への伝わり方はだいぶ変わります。