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A9.スナック、保育園、女性向け性サービス。あとは自分の書いたものの書籍化&映像化。

リレー式フリーランス会議、最後の質問。

Q9.フリーランスとして、今後の目標は何ですか?(質問者:前田高志)

今後の目標というか、やりたいこととして、パっと思いつくのは4つ。

1.スナック経営

「茅ヶ崎ゆるり会」という「地域でお友達作りましょコミュニティ」を運営しています。連絡はFacebook秘密のグループ内で。
もうかれこれ2年くらいやっているのかな。
今週はみんなで芋煮会やりました。来週はまたまた手相占い。

そして、再来週はハロウィン仮装カラオケイベント。

バカにするなかれ、これがめっちゃ楽しいw
いま、ストレスないのに、ストレス発散!!
くだらないことを侮ってはいけない。

コミュニティメンバー同士のやり取りが、スナック常連客のそれに近いのだけれど、やはりスナックのように「約束せずともフラリと集える場所」があるといいなーと考えていまして。

意識高い感じでいうとサードプレイス。サードプレイスとしてのスナック経営。

2.保育園経営

子どもを取り巻く環境に興味があります。

子どもの相手は苦手だけれど、子どもは最高に面白いし、大人よりも子どものほうが「仲良くなりたい」と思える人が多い。

感性が鋭くて、ありきたりな、予定調和なことを言わないから。
「へ?いまなんつった?」とツッコまずにはいられない発言が多くて面白い。

あとは「変化する生き物」が好きだから。
彼らは自分の意志とは関係なく、ものすごい速さで変化する。数か月単位で。

関わり方が保育園経営なのかどうなのか、まだよくわかっていないけれど、少しずつでも動こうと考えています。

詳細はブログに書いているので割愛。


3.女性向け性サービス

数年前、女性向け性サービスについてのブログを書いたときに

「面白いこと考えてますね、女性も性欲ありますよね!僕が練習台になりましょうか?ニヤニヤ」

みたいな鬱陶しいメッセージがワンサカ来るかと思ったけれど、幸いにしてそんなヤツは一人だけでした。

実際に女性向けの出張サービスをやっている男性から「アドバイスできることがあれば」と、心強いメッセージをいただき、いまもTwitterでつながっています。

こちらも詳細はブログに書いているので割愛。

4.自分が書いたものの書籍化&映像化

これはスッカリ忘れていました。だからブログにも書いていない。

はあちゅうさんが、noteにそんなことを書かれていて
「へええ、作家として小説を出して映像化されることが夢なんだ~」

「あ!わたしもだった!」

と、思い出した次第です。

思春期でもないのに、自分が多感すぎると教えられたのは30もだいぶ過ぎてからでした。「感じすぎる自分」をようやく自覚。

自分でも持て余す、行き場のない感情を昇華させるには?
というのをずっと考えてきて、その答えが体験したことの「書籍化&映像化」

10年前、同僚が自殺したとき、不謹慎なのは百も承知の上で、彼女の死の前後含め、わたしが見て感じたことすべてを多くのひとに伝えたいと、強く思いまして。

「この話を小説にして、映像化したい」

いまもハッキリと憶えているのは

呆然自失状態だった日の朝、ロープで作った輪っかのなかに仲良く収まり、ワチャワチャと移動する幼稚園児軍団とすれ違ったとき、彼らに伝えなきゃ、という謎の使命感が湧いてきたこと。

「自殺をするというのは、自分を殺すだけじゃなくて、自分のことを大事に想ってくれていた人の心も殺してしまうんだよ」

そのことを伝えたい。自分の経験でもって。

あとは、不倫についても書きたい。

巷に溢れるものは、当人同士を犯罪者のように責めるものか、はたまたメロドラマが過ぎるものか、どちらかばかり。

「マディソン郡の橋」がメロっメロなメロドラマなのは(※大好きですけど)たった4日間の出来事を描いているからであって、現実はもっと些末な感情の積み重ね。

石川さゆりが紅白で歌う「天城越え」の歌詞の意味が、ある日突然、スピードラーニングのごとく、理解&共感できるようになったり(※「山が~燃え~る~」の意味がわかるようになります)

部屋で彼と一緒に金曜ロードショーの「千と千尋~」を見ていたら、彼がセリフを諳んじはじめ、その事実に慄き、ちゃんと子育てしていたお父さんなんだな~と尊敬し、ホンワカしつつも哀しくなり、罪悪感を抱き。

そういう感情のひとつひとつを書きたい。

ガッツリ通ってきたからこそ書ける、私なりの「伝えたいこと」があり、それを書きたい。

映像として残せたら、尚よし。できればドラマで。
好きな脚本家は宮藤官九郎と坂元裕二。


フリーランスという生き方

会社に属しているか、属していないかは、どーでもよくて、関係なくて

「飼い主に逆らえない、だれかに飼われているような働き方(生き方)」

をしていないことが、わたしにとっては、なによりも重要。

わたしのような野良犬気質のひとは、
食事の時間も散歩の時間もガッチリ決められて、うるさいから吠えるなとか、道に落ちているものを食べるなとか言われると、自由を失い、じわじわと心が死んでいく。

心がざわついたときには、ウォォォーンと遠吠えしたいし
道に落ちているモノを食べてお腹を壊すかどうかは、自分で判断したい。

上に書いた1~4の内容を知人友人が読んだとして、
「なに言っちゃってるの?アタマ大丈夫?」と、わたしをバカにする人が、いま身近にいない。

ふと気付いたら、まわりも野良犬だらけで、だれも鎖に繋がれていない。

ときに群れて助け合い、ときに離れて様子を見守り、必要以上にベタベタしない「野良犬組合」のような心強い仲間が、徒歩圏内のご近所にいる働き方(暮らし方)を、いまとても気に入っています。


さて、前田さんが、当初、考えていたという質問。

「フリーランスをおすすめしますか?」

わたしのような野良犬気質のひとにはオススメします。ただし、エサの供給は安定していないので、野垂れ死ぬかもしれません。

「わたしはフリーランスとしてやっていけるでしょうか」

その判断を自分で出来ないのなら、やめたほうがいいです。
そのくらい、生活がかかった判断の連続です。とくに最初のうちは。
前田さんのように、ご家族がいる方なら、尚のこと。

以上。

おわりに

全9回、トータル27話におよぶ「リレー式フリーランス会議」をお読みくださりありがとうございました。

「読んでるよ~」と声を掛けてもらったり
Facebookで友達申請やメッセージをいただけることが嬉しくて。

カッコつけなので常にリアクション薄めですが、内心、めちゃめちゃ喜んで小躍りしておりました。

1回目の冒頭にも書いていますが、かなり勇気を振り絞って参加した企画でした。おかげさまで、いくつかのご縁があり、チャンスもいただき。

あのときビビって「やっぱりやめる!」と言い出す前に、前田さんがちゃっちゃとイラストを描いてアップして、やめると言い出せない状況を作ってくれたことに感謝です。

前田さん、参加させてくれてありがとう。
ケイイチさん、ミシュランマンとか言ってごめんね。

また、おふたりとなにか一緒にできたらいいな。
その日まで、お元気で。
さようなら~

佐藤麻子

(10/21追記:ケイイチさんの真似)
マガジンの更新はこれで最後となりますので、もしよければTwitterなどで繋がってもらえると嬉しいです。
https://twitter.com/sato_chan101

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女性のための性サービスについて考える
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メンバーのみんなの「居場所」となるようなスナック経営をしたいなと考えていまして。


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