サイクルロードレース観戦の楽しみ方
はじめに
いよいよ、
来たる7月1日から世界最高峰のサイクルロードレース
かつ3大グランツールの一つである
ツール・ド・フランス2023が開催されます。
その開催直前にあたって、
サイクルロードレース観戦の楽しみ方を
共有したいと思います。
とはいえ、実は自分は本格的にサイクルロードレースを
観戦しはじめたのは昨年のツール・ド・フランスからという
初心者です。
正確に言うと、2010年代前半あたりから
知人が目を輝かせて「自転車レーズが面白い!」
と勧めてくれたのをきっかけに、チラチラと
レースを観てはいました。
ただ、その面白さを知人が言うほどには
(今振り返ってみると)感じていなかった気がします。
色々とレーズの綾や肝などを説明してはくれたのですが、
実際に観てみてもなかなかその楽しみ方が
よくは分かっていませんでした。
たまたま昨年、ツール・ド・フランス開催にあたり、
数年前を思い出しながらちょっと覗いてみようかな?と思い、
初戦から観ているうちに気がついたら最終戦までの
ほぼ全戦を観戦してすっかり虜になっていました。
そんな初心者観戦者から見た、
サイクルロードレースの楽しみ方を、
みなさんと共有できればいいなと思い、
ツール開始の直前にこの文を書いています。
まずは、どんな楽しみがあるのか?
どんなスリリングな場面があるのか?
どうしてこんなに長い;最大5時間以上;レースを
最初から見続けてしまうのか?などを、
サイクルロードレースの特徴を挙げて
確認していうと思います。
7月1日開始の直前まで数編書くことになりそうです。
お付き合いください。
サイクルロードレースの魅力
サイクルロードレーズの魅力に関しては、
明日以降にそれぞれ詳しく述べたいと思いますが、
今日は以下に羅列してみます(順不同)。
誰が最終的にレースに勝つのか?
誰が勝つかまでの過程・経緯
どういうコースを走るのか?(平坦、丘陵、山岳)
どう言う選手、チームが参加しているのか?
集団走行(隊列)、小集団走行(交代)、個人走行の妙
コース途中の景色(自然の景観、史跡・遺跡、普通の街の姿など)
応援している人々・群衆(時に最接近あり)
平坦コースゴール直前のスプリンターの迫力
丘陵コースのパンチャーの活躍
登りコースの駆け引き・飛び出しの迫力
逃げ集団の緊迫感
追う集団のど迫力
チーム戦略・戦術・作戦
個人能力の発揮・不発とその日の好不調
天候の悪戯
(これは楽しんではいけないが・・・)さまざまなトラブルとその対処
(これも決して望んではいけないが)さまざまなアクシデント
自転車ロードレースの選手への圧倒的敬意
16.,17.に関してはあってはいけないこともありつつ、
レースにはつきものでもあります。
その分スリリングな要素を担ってしまうことも事実です。
特に落車に関しては恐ろしく、痛々しい場面で、
観ている方もハラハラしてしまいます。
※つい先日行われたツール・ド・スイスでは、
バーレーン・ヴィクトリアス所属のスイス人、
ジーノ・メーダー選手(26歳)の落車に伴う事故死
がありました。
とても残念で、心からご冥福を祈ります。
明日以降、
一つ一つに関して、もう少し詳しく述べたいと思います。
ではまた明日。