素人のW杯観戦日記:対ベルギー戦(round16,2018.7.2にて) 〜壁越えはわずかされどわずか?・・・
ベスト8への道は今回も絶たれました。
選手のコンディションは心配する必要もなく、整っていたようです。
もちろんメンタルや闘争心にもなんら問題はなく、見事なそしてサッカーの醍醐味を存分に見せてくれた試合でした。
それでも、届かない次のステップとは?
素人とはいえ40数年サッカーを見続けてきた身としては、
そう簡単な道ではないんだよなぁ、と思うだけです。
ここはセルジオ越後さんの言葉を参考にしてみると、
・2-0になってからの戦い方がどうだったのか?
思いの外後半早い時間に2点のアドバンテージを持ったがゆえに、
思ったより早く向こうの対応も早く、結果として交代したフェライニとシャドリが得点を取りました。
もう少ししたたかにリードを保つ方策はなかったのか?
・日本側の選手交代は果たして妥当だったのか?
相手のフェライニ選手対策はどうだったのか?
素早い動きの日本にてこずっていた相手をさらに疲弊させるために、
スピードのある武藤選手を入れる手はなかったのか?
という指摘です。
個人的には、本田選手のフリーキックもあわやというものだったので、それ自体が間違いだとはいえないと思いますが、一方でもう一人交代させることはできたはずなので、確かになぁという感じです。
・単に頑張った!ありがとう!で終わらせず、これから、8年いや12年くらいのレンジで日本サッカーの課題克服を長期的視点で考えるべき。
いつも4年単位で一見脈絡を感じさせないような監督人事で終始していたように見受けられる、日本サッカー協会。
そのビジョンを、もしあるならばもっと広く知らしめて、じっくりと育成から終始一貫した日本サッカーのあり方を示してほしいということです。
監督が単に外国人か日本人か?という目先の議論ではなく、ビジョンを作り上げそれに見合った人事をすればいいはずです。
是非ともそういう姿を見せてほしいと思います。
今回の戦い方は、流れの中でのファンタジックなゴールが多く、そこは今までにない大きな進歩を感じるものでした。
今後のあり方を考える上でとても参考になった今大会の日本代表選手・監督・スタッフ一同の戦いでした。
本音を言えば、オリンピックの上のレベルでのブラジルとのガチなトーナメント戦を観たかったなぁというところです。
でも現在ヨーロッパで一番強いと思われるベルギー戦とガチで戦えたことは、必ず今後の糧になると思います。
ベルギー対ブラジルもそういう意味でとても楽しみです。
興味を持って観ていこうと思います。
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