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社会のレールから外れちまえ

 こんにちは、鈴華です。

 私、新卒で入社した会社を半年で退職、社会のレールというものから外れた者です。小学生の頃は、友達も多く、塾や新体操の活動をしていたので、自分で思うのも何ですが、社交性もある方だと感じていました。

が、中学は、いじめ問題から2年不登校でした。なんとか独学で勉強し、高校へ入学するも、クラスには馴染めず、友達も2人。私はそんな人間です。

 一言でいうと「普通じゃない子」「社会不適合者」です。中学生の頃は、何故、私は普通に接しているはずなのに、社会や学校に馴染めないのか、学校も行かないなんて、恥ずかしいと、悩み続ける日々でした。

新社会人になり、仕事を始めた時も同じで、同期は簡単にこなしている仕事でも、私は時間がかかってしまい、上手くできなかったのです。

私は、不登校の経験から、自分が社会不適合者であることは意識していましたが、周りの人と同じように普通に生活がしたいと、社会に馴染むよう努力をしていました。

しかし、あるユーチューバーさんの動画で、

「一度社会のレールに外れたのに、なぜまた戻ろうとするの?」

という言葉を聞きました。そのユーチューバーさんは、私と近い年齢なのもあり、すっと胸の中に言葉が入ってきました。

 私は、「社会に合わせないと、見捨てられてしまうのではないか」という不安に必死だったのです。それは、今までの経験から、いじめや、会話に入れない疎外感、信用されない、といった周囲の目があったからです。

しかし、ユーチューブさんを見ると、中には不登校経験が有る人もいます。そのつらかった経験を乗り越え、動画で語ることで、より視聴者を引き付けています。

 この事実を知った時、今までマイナーだと、「社会不適合」と言われていた自分の経験が、もしかしたらサービスになるのかもしれない、と感じました。

今この時代に、私のような、多くの人が経験していない体験は、非常に貴重で、価値のあるものだと思います。

そう思うと、今は、不登校を経験し、「社会不適合者」扱いも悪くないと感じるほどです。

 人と違う経験を沢山積んできた。それは私という価値の財産です。これからの時代、もっと個人の価値というのが大切になると思います。

ただ平凡に過ごすだけだと、何もサービスを与えることはできない、楽しいことも、悪いことも全部、自分の価値にしていきましょう。

「社会のレール」なんてものに、いち早く離脱して、誰もやったことのない、感じたことのない経験をした方が、後々幸せだと感じられますよ。

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