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「失敗」という現実と、人格を結びつけるのは暴挙

■ 失敗とは、人格や才能がダメだったわけではない

「もし第一の計画が頓挫した場合、
すぐさま第二の計画にチェンジする。
計画とはあくまでも想定に基づく計画なのだから、
うまく行かなかったら別の計画を実施すればよいのである。

このように目標に向かって事がうまく運ぶまで、
何度でも何度でも辛抱強く続けることが成功への近道になるのだ。
ここに重大なポイントが隠されている。
大多数の人は、たった一つの計画を立てて、
それに失敗すると、自分には才能がないのだと諦めてしまい、
代替案を作ることさえ放棄し、失敗のまま終わってしまう」
(ナポレオン・ヒル著『巨富を築く13の条件』より引用)



失敗をすると、人格を否定する人がいます。

「失敗をする自分なんて、大した人間じゃないんだ…」
「失敗ばかりする自分なんて、価値のない人間だ…」

そんな言葉を聞いたことや口に出したこと、
一度や二度はあるのではないでしょうか。


告白すると、
僕自身も昔はそうでしたし、
少し気が弱くなると、
今でもそんな自分が顔を出します。


しかし、
よくよく考えてみると、
これは全くナンセンス(無意味)なこと。

なぜなら、
「失敗」という現実は現実としてあったとしても、
それはその人の、
一部分の行動によって引き起こされたに過ぎません。

であれば、
その一部分を改善すればいいだけのこと。

人格や才能全般を否定する事はないわけです。

ましてや、
自分自身の存在価値までを否定する、
そんなことは全くもって必要ない。


完璧な計画とは、修正可能な計画のこと


■「計画」が不完全なだけ

ナポレオン・ヒル博士は、
「不完全な計画こそが、失敗の要因である」と喝破してくれました。

必要なことは、
「計画」を「改善」することだけ。

それを考えて前へ進む。

これが成功哲学で語られる、
ズバリ『失敗への対処法』です。

「過(あやま)ちを改(あらた)めざる。
これを過(あやま)ちという」

およそ2500年前、
孔子は全く同じことを言ってくれています。


今の世でも、孔子の教えは全く色あせない


テーマは、『改善。改善。改善』。

共に、光の向くほうに、励んでいきましょう!!!

本日も、
最後までお読みいただきありがとうございました。


~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁