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焼肉のはなし

焼肉ライクさんで一人焼肉した時に考えた話。

肉を焼いて喰らう。ただそれだけなのだ。
この大胆さが一人焼肉の醍醐味である。
出る杭が打たれる日本社会において、これだけ人権を得た行為も珍しかろう。

しかし、どうだろう。
我々をここまで魅了する焼肉は何故こんなに高価な営みなのか。
デフレ社会の代名詞である牛丼は400円に及ばない(朝活ナース調べ)。
その一方、焼肉は1000円ランチでさえ安価と言われる。肉を焼くのは我々消費者である。人件費もへったくれもあったものではない。
もしかしたらこの価格設定は焼肉というブランドによる企業の暴力が為せる業なのだろうか。
それともそれ相応の理由があるのだろうか。

一人焼肉をしながら朝活ナースは考えた。
焼肉が高価な理由は2つ考え得る。

1つ目は、比較対象になりがちな牛丼大先生。
此奴の牛肉の含有率が極めて低いのではないだろうか?
そうだとしたら画期的な発明である。美味しさを残しつつ安いのだ。是非一般消費者にもその技術を教えて頂きたい。朝活ナースのエンゲル係数が下がること間違い無しなのである。しかもこれが理由だとしたら焼肉の価格設定に非はないであろう。だって含有率もなにも肉そのものを焼いて喰うのだから。比較対象が悪いのだ。

2つ目は、全日本焼肉連合の存在である(実在は不明)。彼らが全国の焼肉店を支配しているとしたら、高価であることは想像に難くない。なぜなら彼らは焼肉一切れに対して法外な手数料を貪っているのだから。。。おっと、誰か来たようだ。

いずれにせよ、焼肉が高価な理由なんてこの際問題ではない。
なぜなら、美味いからだ。
我々はその美味さに対してお金を払っているのだ。文句を言う奴は食べなければ良い。そう自分を納得させ、1620円の支払いを終えた。

おしまい。

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