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第27回『生きてるとこんな瞬間が訪れるんだなぁ』


6/28(金)9:00

さて、さて、散歩の続きを書きますか。
前回、僕の投稿は4月の末だったので、およそ2ヶ月ぶりですね。


ここで改めてこのnote. 「あさい兄妹の散歩の続き」について↓

血はつながっていないけれど、どこかで繋がっているであろう同姓の2人がアサイ兄、あさい妹と呼び合い、交換note.を書いていきます。


前回、あさい妹も書いてましたが、最近のこの 「あさい兄妹の散歩の続き」の投稿のサイクルは1ヶ月に1回。つまりは交互に投稿なので僕も妹も2ヶ月に1回の投稿となっております。


もうちょっと頻繁に発信していきたいんですが、2ヶ月に一回が楽なっちゃってますね。まぁ無理せず、できる範囲での発信なので。マイペースにやっていきたいと思います。



ここ2ヶ月、アサイはどうだったかと申しますと、5月6月とまたまた忙しなくあっち行ったり、こっち行ったり、海に行ったり、山に行ったり、都会に行ったり、猫と遊んだりしております。



最近、健康になったんですかねぇ。
夜あまり深酒しなくなったせいか寝起きがいいですね。
朝5時とか5時半とかに目が覚めております。

で、ゆっくりコーヒー飲んだり、机に向かってスケジュール管理したりと、かつては夜型破天荒スタイルでしたが、歳と共に変わってくるもんだなぁと実感しております。


コーヒーを飲んで、もっぱらNHKの朝ドラ「虎と翼」を見ております。主人公の溌剌とした女性の強さ、思いやり、戦後を生き抜く逞しさに毎朝元気と感動をもらっております。それ見たら動き出す感じかな。


後はですね。以前も紹介しましたがpodcast 「Over the Sun」ですね。ジェーン・スーさんと堀井美香さんが繰り広げる面白おかしく、時には涙、そして人としていろんなことを考えさせられる、非常に面白いトークプログラムです。


僕は運転中によく聞くんですが、本当に面白い。声に出して笑っちゃう。久々に音声メディア(僕らの少年時代はラジオだったオールナイトニッポンとかね)の面白さに触れ、まだまだ面白いエンタメはたくさんできるなぁと考えております。



もともと関西圏の文化で育ったので、対談、しゃべくり、パペポやなんか大好きでしたから。こういうなんでもない会話みたいなんが一番おもしろいと思ってしまう。


んで最近、京都によく行く。


京都と言っても京丹後。
網野町という日本海側の漁港だ。

これが「萌愛丸」魚を求めどこまでもー♪


昔からの釣り仲間である岡ちゃんが釣りの遊漁船「萌愛丸」を始めた。

彼は地元の港で船を購入しコツコツと船頭の腕を上げ、そして何年か越しで漁協の準組合員になり、やっとの思いで遊漁船を始めたので応援したいと思い、名古屋から4時間車を運転してイカを釣りに行ったり、鯛を釣りに行ったりと足繁く通っている。



浅茂川漁港は穏やかで優しい


本当に自然豊かで綺麗で、海も穏やかで、心が洗われる。友達が遊漁船を始めたので、応援と言う「てい」で行っているのだけど、ただただ釣りをしたいだけなのだ。



しかし困ったもので、今まで僕が関東や三重など太平洋側でやってきた釣りとは水深も道具も釣り方も違う。釣りも土地土地によりご当地の釣り方があるのだ。



なので釣りの道具も地元密着型のお店で揃えるのが理にかなっている。京丹後にある「フィッシングナカジマ」の店長カズキ君に一任して、イカ釣り・タイ釣りの道具など一新した。



釣具と言うのは、一旦こだわり出すと、本当に「沼る」から困ってしまう。我々はそんな釣具屋を「魔界」と呼んだが、昨日も釣具1つを買おうと思って名古屋のイシグロという釣具屋に行った。1つ手に取るとまたあっちもこっちもと血眼になりどんどんどんどんカゴに入れてしまう。結果15点で会計1万超え💦



最近はイカ釣りに使う餌木(エギ-海老を模した日本古来の釣具)と言う疑似絵を何種類も、いろんな色を、いろんな重さのを買ってしまう。

100円から1000円超えのモノまである
コレは少し小ぶりだなカラフルで見てて楽しい
コレはオモリに針がついたの。こんなのでもイカは食う
コレは昔からあるスッテってやつ。
こんなんで食うてくるイカはア⚪︎なんちゃうかとも思う


パっと見た感じは一緒なんだけど、なんだかパッケージの違いで買ってしまうんだな。イカにはどう見えてるか分かんないんだけどなぁ。


エギの色のローテーションで喰わす!みたいなことを聞くのだが、果たしてイカには色が見えているのか、違いがわかっているのかが、どうなんだろう。何色でも食う気がするんだが、これもご当地色と日によっての違いがあるという。



そういう自分だって、今日の夜は唐揚げ食べたから、明日の昼はラーメン食べよう、と思ったけどやっぱCoCo壱のカレーが、、、、だけどカロリー過多だからあっさりともりそばにすっか!


ガラガラガラ、、、

「あ、もりそば一つください。あ、大盛りで!ネギ多めで。」

、、、、みたいに昨日思ってたことと、全然違う行動をしたりするし、その時の気分で食ったり食わなかったり、僕の場合はほとんどの場合は食いすぎているのだけど、、、まぁいいか。



アサイの食生活の話ではなく、イカが餌木の色を認識しているのかって話だったな。まぁこれもいいや。イカにしかわからん問題だな。



人間、つまり動物で言ったら「ヒト」がこの世の中、宇宙、地球、自然、生き物のこと全部わかってしまったら、面白くないし、ヒトが全てを滅ぼしそうなんで、なんでもあんまわかんないぐらいがちょうど良いのかもしれない。



わかんないで言えば、自分がなんでこんなに釣りが好きなのかよくわからないんだわ。



幼い頃の記憶で、たまに父が近所の川にヘラブナ釣りをしに行くのについて行った。




父が釣りするその横でそこら辺に落ちている木の棒に糸を結び、糸の先には石ころをなんとかうまく結び、川に落としぴちゃぴちゃ釣りのものまねをしていた記憶がある。それが僕の釣りの原体験なのだろうが、なんだか魚釣りと言うものが異常に昔から好きだ。父の影響だろうか。



小学校の頃、たまに連れて行ってもらったお寿司屋さんで寿司を握る大将を見て、「自分も寿司を握る職人になりたい!寿司職人になりたい!」と幼心に思ったものです。中学からロックに傾倒してしまい、その夢は奥深くしまい込んでしまったのだが、今でも憧れはある。そして今ではあさい妹は持ち前の行動力と器用さで寿司職人の修行をしている。それを僕は自分のことのように嬉しく思っている。



話がそれたが、釣りが好きなのは獲った、釣った魚を料理して食べることが好きだからかもしれない。魚が好きなのかな?寿司や刺身が好きなんだと思うが、、、



大人になって酒を飲むようになり、酒のつまみは焼き鳥とか冷奴や枝豆なんかもいいが、やっぱり刺身に傾倒する。酒もビールや焼酎、ウイスキーや日本酒と飲むものによって、つまみの種類も変わってくる。が、僕はもっぱら刺身が好き。アジ、鯛、マグロ、鰹、イカなんかが好きだ。まぁこのメンツはお魚界の代表・スタメンと言っても良いし、ほとんどの魚が好きやんっていう感じなんだけど。まぁ魚は全般的に好きだな。



幼い頃から魚をよく食べて育ったせいか、(うちの母方は長崎県の島原。目の前に豊かな海があり、みんなお魚をよく食べるのだ。そんな母の家庭料理は魚が多かった)鯖やアジのみりん干しや、アジの塩焼き、鯖の塩焼きなんかが好きだ。


食べるのが好きだからもあるが、今思い出したのだが中学生の頃、自宅の本棚に「イスタンブールでなまず釣り」という椎名誠さんの本を読んで、えらく感銘を受けたのだ。題名通りイスタンブールまで釣りに行くのだが釣りの話より、いかに美味いビールを飲むのかとか、旅の珍道中ばかりで釣りの話はほとんどなかったような、、、

コレを1991年に読んでいるな。


もう一冊「インドでわしも考えた」が本棚にあって読み、なんだかよくわからないが愛知の片田舎に住む少年にとって世界を覗く貴重体験となって、それからというもの「椎名誠のファン」となった。今では何冊著書を読んだかわからないほど。単行本がタイトル変わって文庫本になったりするから、我々ファンも読むのが大変なのだ。まぁいいや。


先日、横浜に住む姉に会って「なぜウチには椎名誠の著書が本棚にあったんだ?父のか?」と聞いたら、彼女が椎名さんのファンだったらしく自宅の本棚に著書があったのだ、すべからく弟の僕も椎名さんのファンになって、沼化していくわけだけど。椎名さんにその話をしたら「良いお姉さんだ。よろしく」と言っていたw


先日、本当にありがたく嬉しいお誘いがあり、椎名さんとその仲間達が開催するイベントでギターを弾かせてもらいその後、何度か酒をご一緒した。本当に人生何が起こるかわからない。

カンパイの音頭を歌った
我々『新橋烏森口ビールボーイズ』


最近で1番嬉しい出来事だったなぁ。そのあたりの日記を見てみるか、、、

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5/25 (土)

お昼ごろたくみと駅で待ち合わせ。

本日は久しぶりにギターのレコーディングに行った場所は西東京にある田無。野営仲間である作曲家・焼き鳥のマツムラユウスケからぜひギターソロを弾いてほしいとのことで、プライベートスタジオ訪れた。

なかなかレコーディング環境が素晴らしく30分ほどでレコーディング終了

その後、たくみと車に乗り込み一路、西東京から奥多摩越え、山梨県丹波山村へ。途中、スーパーでうまそうな鮭の西京焼き弁当など買い17時に丹波山村にある「木下ファミリーキャンプ場」へ。

鮭の最強焼きのり弁はしっかりと確実に美味かった

ここ丹波山村は野営隊で何度も訪れた。お世話になっているキャンプ場である。

ココは雨でも焚火できる最強の『あずまや』があるのだ

我々野営隊はなかなかキャンプ場で野営する事はないがここは特別である。東屋の下で、24時間焚き火し放題!雨も気にせず、ダラダラダラダラ新緑に囲まれて、川のせせらぎを聴きながらゆっくり「なにもしない」をできるのである。

ここは80歳近い老夫婦が経営をしており、いつも気持ちの良い接客と手作りの煮物などくださり、アットホームで大好きなキャンプ場だ。

全体的に茶色いが、圧倒的に美味い煮物。お母さんの手作り。

残念なことに3年ほど前にお父さんが亡くなってしまい、今はお母さんとその息子さんが運営をしている。

今回もじゃがいもとにんじんを煮たものと山菜を煮たものをいただいた。

非常にほっこりする味で焚き火を眺めビールを飲み煮物をつまみ幸せな時間だった。

火を見ながらたくみとたいして内容もないような話をし、夜の22時には寝てしまった。

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5/26(日)

我々の朝は早い。

焚き火を囲み心地の良い酒を飲んでると、夜も早く寝てしまい眠りも深いようで朝の4時は5時には目が覚めてしまう。再び東屋の下で焚き木に火をつけコーヒーを入れ簡単な朝食を摂る。

朝5時から嬉しそうなおじさん2人。

本来ならここから数分行ったところに素晴らしい天然温泉があるのだが、昼から椎名誠さん率いる雑魚釣り隊20周年イベントがあり、そこで客演することになっているので、炭火臭いまま新宿へと向かった。


控え室に着くと愛読する雑魚釣り隊の面々と椎名さんがうまそうにビールを飲んでいた。


雑魚釣り隊の料理長であるザコちゃんに紹介され、椎名さんと少し話ができた。僕が敬愛する作家さんの1人であり、僕の人生に大きな影響を与えてくれた著書の作家さんである。何度かお会いしたことあるが、ちゃんと話したのは初めてだったかもしれない。

後日の打ち上げにて椎名さん80歳の誕生日にて
ビールをうぐうぐマグロと鰹を食べて談笑。ありがたき!



人生、生きてるとこんな瞬間が訪れるんだなぁ。


到着と共にビールをご馳走になり、いつの間にかイベントはスタート。

ザコンボと雑魚釣り隊の演奏を観る。阿波踊りも始まる。


自分も客演でありながら、イベントを楽しみつつ流れるような雑魚釣り隊の進行によりぐんぐんと時間が過ぎていった。

今回自分は乾杯の音頭のテーマ、かつて椎名さんが出演していたサントリービールのコマーシャルの歌、柳ジョージさんの「すごい男の唄」である。懐かしい歌で幼い頃コマーシャルで何度も見て刷り込まれたのか、以来サントリーのモルツばかり飲んでいた(プレミアムは重すぎる)


第一部の独演会が終わり、第二部は新宿三丁目にある「池林房」と「海森2」で雑魚釣り隊とお客さんみんなで大いに飲んだ。そのカンパイの音頭をとらせていただいた。しかも何度もw

その時の模様がコチラで見られます。

雑魚釣り隊や楽団の皆さんと大いに飲み17時にイベント終了、その後も三丁目で仲間達と大いに飲み楽しく思い出に残る日だった。


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つまり大ファンであるおじさん(椎名誠さん)に会い感動した(アサイ)って話である。

今でいう椎名さんはアサイの推しだ。

物心ついた頃から椎名誠ファンであり、椎名さんの影響でキャンプを始めたり、世界のいろんなところへ行ったり、大いに酒を飲んだり、仲間たちと野営をしたりと、アサイにとって椎名さんはGREENDAYやNIRVANA、RADIOHEADみたいな大きな存在なんだなぁ。

とまぁ、釣りの話から、イカの話、寿司の話、椎名さんの話へと脈略もなく書いたが。まぁ忙しなくあっちこっち行って元気にやっています。


明日も京丹後へ釣りに行くので魔界に今から行ってきます。


追伸
妹よ、今度白イカいっぱい送るから旦那くんにお造り作ってあげて。それ誕生日プレゼントとします🦑

あ、あと京丹後で釣りに行きたい方はアサイまでDM下さい。一緒に船乗って釣りしましょう!
詳しくは→萌愛丸岡ちゃんのInstagramまで

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