「丁寧に暮らす」ことを放棄した!


前回は食材の質と調理法のこだわりについてお話しましたが、
今回は全くこだわっていない部分についてのお話をしたいと思います


実は今、私は丁寧に暮らすことを放棄しています。

勘違いをされないようにあらかじめ言っておくと、
丁寧に暮らせるものだったら暮らしたいですよ。

だから、いずれはそういう意識を持ちたいですし、
かつては丁寧に暮らせていた時期もありました。

でも今、ひとり親であったり、会社の運営上いろいろなことがあったりして、
時間を捻出することの方が大事なのです。

だから効率性の鬼と化しております。

どれだけ効率よく過ごせるか、無駄を省くためにどんな工夫ができるか

という視点で日夜生きております。

ただ、そのやり方が極端すぎるので、
面白い部分や引いてしまうようなこともあるかなと。

というわけで、今回は楽しみながら聞いてもらえればと思います。

決して真似して欲しいとか、参考にしてもらいたくて
お話する内容ではないということをご理解いただければと思います。

生産性の鬼となっている私がやっていること。

まずは、「シャンプーやボディーソープで洗わない」です。
基本、全身水洗いのみ。

これは『水毒を溜めない人は美しい』という本に載っていることなので、
改めて解説の回を設けたいことなのですが、
手抜きとか時間捻出のためにやっていることではありません。

私の確固たる健康理念に基づいて湯シャンをしています。

ある意味こだわりですね。

仕事を抱えているワーキングマザーとしましては、
子供と遊ぶ時間が取れているわけではないという自覚があります。

毎日のお風呂に、平均30分から1時間ぐらいかけているのですが、
頭や身体を洗ったり、スキンケアをしたりしていると、
その作業に時間を取られてしまうじゃないですか。

でも、それらの工程を省けるのでお風呂にただ入るだけで良いのです。
だから忙しくない。

そのぶん、入浴時間を全て3歳の息子と遊ぶ時間にできるのです。

だから息子にお風呂入ろうと言うと、めちゃくちゃ喜んでついてきます。

あとは「洗濯は全部一緒にする」

デリケート洗いとかネットに入れるとか、手干しをするとか。
こだわればいくらでも丁寧にできるじゃないですか。

でもこれもやめました。

以前はブラジャーを専用洗剤でつけ置き洗いをしていたのですが、
これも心を鬼にして、ネットに入れて洗濯機で洋服と一緒に洗っちゃう。

しかも、乾燥機もかけてしまいます。

正直、物の劣化が早いですが、
洗濯を1日1個ずつ手干しをしたり手洗いをしたり、
色や素材によって洗い分けをしたりしていると、
手間暇がかかってしまいます。

なので、生産性の鬼と化している現在は、洗濯にこだわるのをやめました。


さらに「洗剤を使わない」です。

「洗濯マグちゃん」という、マグネシウムを水に浸すと
洗濯洗剤を入れたのと同等な効果がある代物があるのですが、
それをまねてマグネシウム球と小さいネットを買って作ると格安ですし、
常に洗濯槽の中に3個ほどぶち込んでおけば基本的に洗剤もいりません。

こうやって腹をくくると、とても楽です。

これができるのは今だからこそという感じですが。

かつては私も洋服が好きだったんですよ。

ですが今、3歳児を抱えて良い服を着たところで、
一目散に全部汚れていくんですね。

だから、どんなときでも全力で息子を受け入れられるように
汚れてもいい服を着ています。

そういったことも、丁寧な暮らし、
丁寧な洗濯を放棄できる理由ではあると思いますね。

あとは前回、食材や調味料の質と買い方にこだわっているという話をしましたが、
実は食事のレパートリーにはこだわっていません。

自分で言うのもなんですが、私は結構料理上手なんですよ。
だから、作ったことのない料理を片っ端から試して作ることがとても好きなのです。

ですがこれも、今日はあれを作ってみようかな、
この食材なんだろう買ってみようかな、と
食卓のレパートリーが豊富になればなるほど、頭のメモリーをすごく使います。

頭のメモリーを消費したら、
本来使うべきことに割けなくなってしまうというのは一理あるみたいなので、
今は食事内容も定番化させる
ことにしています。

イチロー選手が毎日カレーだったという話を聞いたことはありませんか?

私もそれを目指したいのです。

息子くんがいるので毎日カレーというわけにはいきませんが、
もし私1人だったら毎日カレーにしたいです。

家の近所のカレー屋さんに、
「カレーはサプリメントである」と書いてあるのですが、
すさまじく同意します。

カレーは様々なスパイスが調合されていますよね。

スパイスというのは薬効がある、つまり薬
です。

だから薬の液体にいろいろな野菜が詰め込まれているカレーは、
ミラクルな食べ物だと思いませんか?

しかも毎日作って、スパイスを付け足せば味変もできますし、
煮込むほどに美味しくなります。

あと、かつて私にはネパール人の友人がたくさんいたのですが、
彼らは本当に毎日手作りのカレーを食べるのです。

だからとても元気。

というわけで、健康的にも活力的にも効率的にも栄養価的にも、
どんな角度から見てもカレーは最高です。

だから、できれば食事も一本化したいという今日この頃でございます。

そして、美容家であり整体師ではありますが、
スキンケアにこだわるのを今のところやめております。

少し前に「お風呂上がりオイル塗布」を紹介しました。

10秒で全身のスキンケアが完了するというものです。
息子も私もこのやり方でスキンケア。

お風呂を出て顔だけ別途塗ることを冬はやっていますけれども、
それもまた私の時間を奪います。

だってクリームの容器って、まず蓋があって
さらに中蓋があるようなタイプが多いじゃないですか。

丁寧にスパチュラまでついていて。

というわけで、外側の蓋、もしくは中蓋のどちらかは捨てて
蓋を1枚にして、スパチュラも使わないと決めています。

もちろん、丁寧に生きるモードのときはスパチュラを使いますよ。

指を突っ込むと雑菌が入りますからね。

でも、スパチュラがある意味を十分存じ上げた上で、
今は生産性や時間捻出の方を優先しているというわけです。

クリームだけじゃなくて化粧水。

これも蓋をネジネジして開けて、
逆さまにして手に取って容器を置いて顔に塗る。

この工程すらも時間を奪われている感じがしてしまいます。

しかも化粧水というのは、使用感や爽快感を得るためだけのもので、
実はスキンケアに全く意味がありません。

顔は皮脂、つまり油なので、水の成分の化粧水は入っていかないんです。

表面にとどまって潤いを感じさせてくれるだけで中に入っていかない上に、
どんどん蒸発していく代物なので、全く重要ではない
のです。

中には、肌の真皮層まで浸透とか書いてある商品もありますが、
化粧水ではなくて美容液やオイルの方が相性がいいです。

というわけで、オイルだけで十分ですよね。

有効成分・栄養成分はオイルごとに違うので、
何種類かのオイルを重ね付けする方が私的にはオススメです。

話を戻しますと、そこまで重要ポジションではない化粧水に
時間を取られるのがナンセンスであると感じる私は、
ポンプ式のものに詰め替えて使います。

化粧水ごと省けばいいじゃんと思われるかもしれませんが、
頂いた化粧水が結構ありまして、
頂いた物は律儀にちゃんと使う性分なので使っています。

中には良いものもあるかもしれないので、
そういった可能性もちゃんと模索したいというのもあります。

だけど闇雲に時間を奪われるのは嫌なので、
手で押すだけで済むポンプに入れて使っています。

というわけで、全身のスキンケアが10秒、化粧水は2秒、
美容液は塗ったり塗らなかったり、
そして最後にクリームに指を突っ込んでパパッと塗るので、
私のスキンケアは合計30秒かかっていないぐらい
です。

ただ、お風呂上がりオイル塗布のときに10秒で全身に塗ったあと、
バスト部分のマッサージを行うのでプラス10秒ですね。

「おっぱい番長、自分のバストマッサージはたった10秒なんだ」
って思ったでしょう。

本には1日5分と書いていますが、
私は長年培ってきたゴッドハンドがありますから、
10秒でも仕上げることができるというわけでございます。

他にも、一般的な目線からすると腰を抜かすほどの生産性重視、
時間捻出優先のこだわりがありますので、
もし今回の話でさらに聞いてみたいというご要望があれば、
ぜひまたお話をしてみたいと思います。
ぜひ感想を聞かせてくださいね。

▼音声で聞きたい方はこちら


(2022年7月31日配信分)

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朝井麗華
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!