斜頭症について


今日はインスタグラムにご質問をいただいたので、
そちらについて私の考えを述べてみたいと思います。

こんなご質問をいただきました。

「現在5ヶ月の息子の頭の形について悩んでいます。
向き癖がひどく、左側がぺったんこの斜頭症を担ってしまいました。
れいかさんの頭の形の投稿を見て、
思い切ってメッセージを送らせていただきました。

ケアを続けていけば多少は良くなると思いますか?
ケアは頭をなでたり、筋肉をほぐしたりしています。
れいかさんの考えをお聞かせいただければ幸いです。」

こういう質問をいただいたのも、
私が最近インスタグラムで、
頭の形のビフォーアフターの写真をストーリーに載せていたからです。

まず斜頭症というのは、赤ちゃんの頭を上から見たときに、
頭部の片側が斜めにゆがんでいる状態のこと
を言います。

歪みが進行すると耳の位置が左右で非対称になったり、
前頭が斜めになると頬部が引っ張られたりするなど、
頭だけでなく顔面にも歪みが生じることもあります。

そういった状態に生後5ヶ月の自分の子供がなってしまったというお悩みでした。

斜頭症と診断をされたということであれば、
診断基準に合致したということですから、
結構気になるレベルで歪みが生じてしまっているんだなと思います。

我が子がそうなったらとても気になりますよね。

その気持ちはわかります。
私も3歳の息子がいる母親なので。

というわけで、私は斜頭症の専門家ではありませんが、
れいかさんのご意見を伺いたい!とのことでしたので
私の意見を述べてみたいと思います。

ちなみに、いただいたご質問を貼っておきます。

私のお客様の頭の形を変えた
ビフォーアフターの写真付きで載っていますので、
よかったら画像をチェックしてみてください。


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では、質問にダイレクトに回答させていただきますと、
質問者さんがされている程度のケアでは正直よくならないと思います。

というのは根本原因に気づいていないから。

いきなりバサッとぶった切るようで本当に申し訳ないのですが、
この後の話をよく聞いていただければと思います。

まず斜頭症の治療としては、
日本は放っておけば治るということで
元々はあまり重視されていなかったようです。

でも、アメリカでは
幼少期のときの斜頭症をめちゃくちゃ気にするみたいで、
結構そこに対して取り組まれているそうです。

アメリカで流行っていることは日本でも流行るので、
日本でも斜頭症という言葉ができ、
専門の病院も出てきたぐらいですから、
気にされるようになった昨今なのかなと思います。

小さい子で、ヘルメットをかぶっている子を
見かけたことはありませんか?

それです。

斜頭症は病気ではないので保険適用外。

自費診療で治療するしか今のところ方法がないようです。

自費となると金額も高そうですよね。

全部をリサーチしたわけではないですが、
先ほどちらっと見たサイトで出てきた金額では、
まず斜頭症の診断で10万、
ヘルメット作成で50万ということでした。

結構しますよね。

将来の頭の形を決めるとなると、
50万を安いと見るか高いと見るのかは人それぞれだと思いますが、
歪んだ頭を物理的に矯正して、
矯正するためにヘルメットを何ヶ月もかぶり続ける。

それは、何にも知らない赤ちゃんにとっては
かなりストレスだと思います。

そのストレスがその子の人生にどう影響するかというと、
幼少期のトラウマというのが
人生の心への作用とか身体への作用に大きく影響するので、
小さい頭をガシッとガードされることが、
その子にとって本望なのかと考えると難しいですよね。

大きくなって頭の形が見事にまん丸で綺麗というのは造形的に美しいので、
そういったところからモチベーションアップになるかもしれませんし、
逆に頭の形を人工的に操作されたということを
潜在意識的にその子がどう捉えるかという問題も発生してくるので、
一概には言えないことだらけです。

こういった深い話はプレミアムの方でさせていただきますね。

そのヘルメット治療をするにしろしないにしろ、何はともあれ、
まず第1にこの方のを赤ちゃんの場合は、
なぜその子が左ばかりを向いていたいのか、
もしくはなぜ右を向きたくないのか、
それに気づくことが第一歩だと思います。

赤ちゃんは生まれてきたばかりですから、全ての行動が本能的ですよね。

お腹がすいたら泣く。

ウンチやオシッコをして気持ち悪いから泣く。

そのときに、お父さんとお母さんが忙しそうだから
もう少し泣くのは我慢しよう、なんて気遣いしないですよね。

もう自分中心の塊じゃないですか。

手足バタバタとか首を右に向けたり左に向けたりすることは、
生後5ヶ月ならできている月齢ですよね。

首も据わっていますしね。

小さい頃って、めちゃくちゃ寝相が悪いじゃないですか。

この「寝相が悪い」というのが大事で、
人間には自己整体できる能力が備わっている
んですね。

例えば、右足右手をバーンと広げて寝る。

それは、その日にこしらえた凝りとか循環の悪さが
一番流れやすいポーズを無意識にとって、
そして自分の呼吸と血流で治しちゃうんです。

そこがある程度流れたら、また体勢を変えて今度は左側。

そして次は背骨か何かを自分の血流と呼吸で調整する。

そうして自己整体する能力を持っているんです。

でも大人になるにつれ、寝相が悪いことは格好悪いことだ、
ベッドから落ちてはいけないなど、
意識的な制限をかけることによって寝相が良くなってしまう。

そうすると自己調整ができなくなっていくので、
セルフケアや整体やマッサージなどで
外側から頑張っていかなければならなくなるのです。

なので、赤ちゃんの頃の能力をずっと保持し続ければ、
自分で何でも治せちゃうんですね。

話がそれましたが、

赤ちゃんであればあるほど自分が一番快適な状態を自分でとれるのですが、
赤ちゃんなのにずっと同じ形で位置づけてしまう、
自ら歪みを生じさせてしまうということは、
何かしらその子にとって都合がいい状態になってしまっている。

自己整体をするよりも何か優先したい状況がある
というふうに私は考えます。

話を戻しますと、左をずっと向いているということなので、
左に赤ちゃんが気になるものがあるとか、
いつも左側にお母さんがいるとか、
いつもお母さんがそこから声をかけているとか。

赤ちゃんはお母さんが大好きですから、
ずっとお母さんの方を向いていたいんですよ。

もしくは左にキラキラするものがあるとか、
窓があってお外が見えているとか。

何か飾っているおもちゃがあるとか、素敵な絵があるとか、
スピーカーやテレビが左側にあって
音が聞こえてくるような環境になっているとか。

赤ちゃんを寝かせている環境に気になるものがありませんかね。

もしくは右を向きたくない理由があるかということです。

例えば、右側が壁でそこの壁がすごく臭いとか。

これは通常放送ではしたくなかった話なので軽く言いますが、
ベッドをくっつけている壁にコンセントがありませんか?

コンセントがある壁というのは、
壁の中に電線がめちゃくちゃ蔓延っているんですよ。

となると、電磁波が多いんですね。

だからそこから逃げたいんですよ、本能的な生き物であればあるほど。

だから赤ちゃんのベッド、もちろん大人のベッドもですが、
寝る時間は身体を修復させる時間なので、
ベッドをつけている壁にコンセントがない方が望ましい
です。

でも、そこしか置けないという生活状況の都合がある場合は、
壁から3〜5センチぐらい離してあげるといささか回避できます。

もしくは、マンションで右隣の家の生活音が聞こえてきて不快だとか、
そういったところをくまなく観察してみてください。

やっぱり赤ちゃん視点に立ってあげないといけないので、
実際に自分が1時間ぐらい寝てみるといいですよ。

そうしたらいろいろ気づけるかもしれません。

▼音声で聴きたい方はこちら


(2022年10月09日配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!