「許せない!」一言がある人へ
許せない一言
今日は、Voicyさんのハッシュタグテーマ『許せない一言』について、お話してみたいと思います。
何があったかと思い返してみると、何にもないというのが結論なのですが、言われて嫌だった言葉はめちゃくちゃあります。
例えば、私は今年の初旬に離婚が成立しているのですが、元夫から言われた数々の暴言、例えばケンカをしている最中に、おばさんって言われたんですよ。
何度も、何度も。
言われた瞬間は耳を疑いましたよね。
自分のパートナーに対して、馬鹿にするような意味でおばさんと呼ぶことが理解できなくて。
私は年が2歳上だったのですが、2歳年上の人を、おばさんとかおじさんと呼びますか?
私がおばさんなら、あなたもおじさんじゃんって。
若い子から言われるなら、おばさんですけどって感じですが、ケンカ中に言われたときは理解ができなくて、一瞬カチンとしましたが、あなたもおじさんだけどねと思いましたね。
あと、私を家から追い出した瞬間に、あばずれって言われました。
今時使う言葉なのかと、汚い言葉だなと思ったのですが、私は自分があばずれじゃない自信しかありませんでした。
むしろ、どういう意味で使うのかと検索しちゃいましたね。
性的に倫理感がない状態の人のことを言うのですが、私じゃなくて自分のことじゃないですか?と。
私は全くそういったことはなかったので。
あと、許せないとかではありませんが一番よくない言葉、死ねと言われたんです。
びっくりですよね。
死ねと言われた瞬間は、かなりイライラしました。
そんな言葉を自分のパートナーに投げかけることが理解できませんよね。
あと、私は一応経営者の端くれで、元夫も経営者なのですが、経営脳もない能無しとよく言われたんですよ。
おっしゃる通りだとは思いますよ、私は経営の経験なしで会社を作ってしまっているので。
だから、言われて当然ではありますけど、言い方はよくないですよね。
こういうね、数々の暴言を言われた経験があります。
もちろん、元夫以外にも。
でも、振り返って許せない一言があるかというと、ありません。
私は聖人君子ではありませんから、全て受け止めている、許しているわけではなく、すっかり忘れてしまっているという感じです。
そして、客観的に、今の事例をお聞きいただいたらわかったかと思いますが、明らかに言っている人の方がおかしいじゃないですか。
言っている人も、人格レベルが低いじゃないですか。
だから、言われたときに言い返していたら、どっこいどっこいだと思うんですよ。
私も人格レベルが低いと思うのですが、私は何も言い返さなかったし、この人と一緒にいると埒が開かないと思ったから、その場を去りました。
経営脳がない能無しと言われたときは、だからあなたを頼っているんだと思いましたね。
というのも、元夫と新規事業を立ち上げて新しいことやろうとしていたときだったので、だからあなたが経営の指揮を執るんでしょう、私が広告塔で技術の責任者をやるっていう話でしたよね、みたいな感じでした。
あばずれと言われたときは、私がその場を立ち去る瞬間に言われたので、言い返すことはできませんでした。
というわけで、何が言いたいかというと、言葉を受け取らないことに尽きると思います。
未だに許せない一言があって、それをずっと持っているというのは、他者から放たれた言葉が自分のものになっています。
いくらひどい言葉でも、他者から発せられた言葉を自分が受け取らなかったら、空中に浮くか、ブーメランのように本人のもとに帰っていくだけだと思うんです。
プレゼントと一緒ですよね。
ギフトをあげると言って渡された。
でも、いらないと言って受け取らなかったら、渡されたことにも気づいていなかったら、そのプレゼントはその場に放置されるか、もしくは、せっかくあげたのに受け取ってくれないから持って帰ろうと、本人が持って帰りますよね。
言葉も一緒です。
なので、私が今、人生を振り返って許せない一言があるかというと、思い出してもありません。
これは、言葉を受け取っていないに過ぎません。
冷静になったときに、言った本人の頭がおかしいよね、と思って片付けてきました。
大人になったらそういう解釈ができたのですが、幼少期はそんなことはなかったです。
私は昔おばあちゃん子だったのですが、おばあちゃんに一度だけ「横着な子」と言われたときに、ものすごく傷ついたんですよ。
それは潜在意識にぐっさり刺さって、しっかり受け取ってしまったんですよね、その言葉を。
だから、インナーチャイルドが傷ついたままだったんですよ。
でも、数ヶ月前に、その傷を癒したのかというのをプレミアムチャンネルで話しました。
こちらにリンクを貼っておきます。
▼『お腹の中の時の記憶から苦手を克服する【バーストラウマ】』はこちら
幼少期のトラウマというのは、実は人生にずっとくっついてくるので、それらをリリースする、傷を自分で癒すことができるように、ご興味のある方はプレミアムチャンネルを聴いてみてください。
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!