長い長い反抗期がようやく終わった

タイトルの通り、私はとにかく反抗期が長かった。
もともと親とはそんなに仲良いタイプではなかったが、17歳ごろから本当に話さなくなった。
3人兄弟の末っ子だが、末っ子らしからぬ可愛げのない思春期を過ごして、今に至ってしまった。

反抗期のきっかけはいろいろある。
主に私の病気だったり、その時期の生きづらさを受け止めて貰えなかったことだったり。(あの時は親なりに心配してくれてたのだと今になってわかるが。)

最近24歳になり、ようやく親と話すようになった。
理由は、祖父の死と母親の癌疑惑だ。
「私がツンケンしてる間に家族の誰かが死ぬ可能性あるな」と気づいてしまった。
とにかく、身近な人の死が怖くなった。
一人暮らしをしているのだが、本当に親にあいたくなった。
寝る前は親が死んだ後の想像をして咽び泣いてしまったりして、
「私誰よりも家族のこと大切にしてるんだ」と実感してしまった。

そんなこんなで、最近は実家に帰るたび美味しいものを持って帰ったり、他愛のない話を大切にしたり。
7年前では考えられないほど、親と話して、出掛けて。
親と2人で外を歩くなんて考えられなかった。
本当に昔の自分に見せたい。

正直、この反抗期で人格形成にいろいろ影響はあったと思う。(悪い意味でも)
でも、今こうやって親と平穏に過ごせていて、自分自身の人生も肯定出来はじめている。

正直、ずっとずっと話したかった。素直になれない自分が苦しかった。
苦しみの一つが解消されて良かった。

とにかく、良かったね、昔の私。

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