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香港フィルマート

noteに最初の投稿をしてからちょっと時間が経ってしまった。どういう風に使おうかと考えていたが、ツイッターで連投しているようなことをここなら長文でも書けるということで、ツイッターでは短く、noteでは長くということでとりあえず投稿してみよう。

今回は、3月18日から行ってきた香港映画祭の映画見本市のFILMARTについて。すでにツイッターで投稿をしたものをまとめてみる。

香港のフィルムメーカーと話す。中国マーケットが巨大で香港映画は成立しない。中国は制作体制がいい加減で、とにかく誰もがお金をかすめ取る。『深夜食堂』の中国版が制作されてたがどんどん制作費が上がりなんと20億円の映画に!どんな飯を食わすんだよ!となった。そして検閲。規則があればまだしも何がダメで何がいいのかその時々に違うので基準がないのでとてもやりにくい。香港の映画人が生きる道の一つはNetflix。シンガポールにあるNetflixアジアがアジアの制作を進めている。世界の中国語圏マーケットに向けて中国の資金に依存しない映画製作。言語は中国語、アジア舞台で東京は中国系の観客が見たい場所。アジア映画の未来はNetflixアジア製作、香港、シンガポール、東京を舞台にしたアクション・サスペンスでハリウッドを凌駕する。中国の検閲を気にしない中国語映画で世界で公開。ただNetflixは映画より連続ドラマを望んでいるので連続もので客を掴み、スピンオフで劇場公開作に持っていくとか。逆もありだがNetflixはネットで最初の公開を望む。1年後にそうなるだろう。香港企業のプレゼンも聞いてみたが、景気のいい中国企業が対策を続々発表、ハリウッド監督のローバート・ゼメキス監督の新作も製作されるようだ。




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