マンガの表現の話④⑤「フキダシ」
こんにちは。あさひです。
今回のメモは「フキダシ」について。
④は茶番いれすぎて読みづらいですね(メタ要素も絡んでて面白さが伝わりにくい)。
さてフキダシについて。ツイッターで話題になった時期に描いてました。
フキダシで検索したら他にも色々話題になってたようです。(知らんかった~)
フキダシの話題とはちょっとそれるんですが、個人的にマンガを描き始めた頃、キャラクラーのモノローグについてめちゃくちゃ悩んでました。
「分からないならなるべく描かない!」と思ってマンガ描いてたんですが、読んだ人から「よく分からないけどなんとなくこうですか?」という感想をもらうことが多くて。そこでようやく、
「状況を分かりやすく伝えるためにモノローグを使う」
と、基本的なことが分かりました。(遅っ)
絵だけでマンガを読むのと、モノローグ(文字)を読みながらマンガを読むのとじゃ、文字があったほうがキャラクターの内面が分かり、読者が読みやすい。あと、モノローグでキャラクターがしゃべるのは、感情のセリフではなく、感情を読者に想像させるセリフのほうがよりしっくりくる。
「キャラが今どんなことを考えているのか」
読者とキャラの感情を共有させる方が読みやすいしストレスがない。
読みにくい(想像してもキャラの感情が分からない)=ストレスが高いと読まれなくなったり、つまらないといわれる。みたいなことをここ数年マンガ描いててなんとな~く分かるようになりました。。
モノローグの使い方が分からないな~と思っていたけど、読者に読みやすいように使えばどんな使い方をしてもいい、と分かってからは逆にモノローグ入れる場所や、フキダシの形を色々試したりしてます。少女マンガは特に多様ですね、フキダシ。仕事で描きながらいろんなマンガ参考にしてて勉強中です。マンガ表現の勉強楽しい~。
マンガ表現のいいところは、使い方、見せ方は作者の自由なところだなとしみじみ感じる今日この頃。
(次回はなんの表現についてメモしようかな)
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