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エナフンさんの「個人投資家入門」のざっくり感想 (1/4)

さいもんさんが「10回は読むべし」と激推ししてたのでまず一回目読みました。

この本のコンセプト


この本は「日本版ピーターリンチ」を目指したエナフンさんの集大成。

つまり

 ・個人投資家(とくにサラリーマンの兼業投資家)が
 ・機関投資家にはない自分たちのの強みを活かして
 ・「バイ・アンド・ホールド」を軸として株式投資で高いパフォーマンスを出すための考え方

をまとめた本となります。

ピーター・リンチの13項目についてはさいもんさんが整理してくれているのでまずはこちらを読んでみてください。


導入部分だけはツイッターで紹介しましたので参考までにどうぞ。


「Lesson4 企業の分析のポイントをつかむ」にある梨の木モデルを頭に叩き込むことができれば少なくとも変な株を買うことはなくなる

何はなくともこの図だけは絶対に知っておいてほしい。

エナフンさんは、はじめに本当にこの絵を説明するためだけに1冊の本を書いたくらい重要な図です

企業に投資しようとしているのに企業のことがわからないというのは話にならない。企業について知っておくべきことをわかりやすく整理した非常に優秀な図です

この図を意識した上で勉強会に参加すればコスパがめちゃくちゃ上がります。投資家勉強会の説明や質問で何を確認すればいいのかはこの図に集約されるからです。

5つの項目の名前だけ暗記しても無駄です。
たとえば③について「商品やサービスの良さ」とだけ暗記しても無駄。本を読めば投資家として「収益性」や「競合と比較した際の優位性」を確認することが必要であることがわかります。

そして、収益性の指標としてROEやROAをチェックしようと説明してくれているので、ちゃんとそこまで丁寧に読んで理解しましょう。こういう感じで丁寧に読まないとこの本を読む意味はありません。だから、この記事でもざっくりとした概要は紹介しますが、絶対にちゃんと本を読んでほしいと思います。



ここから続きを読んでいきます

最初はざっくりまとめようと思ったけど、せっかくだからめちゃくちゃ丁寧に読んでいくことにします。 もちろん下記の部分もツイキャスで全部説明する予定です。なのでツイキャスを見てください。


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