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2023年度の決算が良かったところ( ..)φメモメモ

唐突ですが、マネックス証券の銘柄スカウターを布教するために「決算が良かったけどよく知らない企業」をチェックしてみるコーナーとして「マネックス証券の銘柄スカウターを使おう」というマガジンを作ることにしました。

ちなみに、特にこれを使えば投資で勝てる!ということはないです。ただ単に私が銘柄スカウターが好きなのと、私が知らない企業がたくさんあるのでせっかくだから1つずつでも知っていこうと思ってるだけです。


注意事項

①投資対象じゃないです。(投資対象にしたい企業は申し訳ないけど有料ゾーンにしまっちゃうと思います)
②2024年度の決算が良いとは一言も言ってないので注意してね!


マネックス証券「銘柄スカウター」のここ好き!なところ

①過去10年分のデータが無料で見れる!
(株たんだと有料です。iMarketやIRBANKというサービスもありますが1つ1つの企業を調べるだけなら銘柄スカウターが一番おすすめだと私は思ってます)

②推移をグラフにしてくれているので変化が見つけやすい。

③売上や営業利益率だけでなく、棚卸回転率やセグメント別の売上比率といった細かい情報まで見れるようになっている

セグメント別の利益の変化をグラフで可視化してくれてる



使い方


①調べる対象を選ぶ
まずIRBANKに行って、「上方修正」や「増益」といった項目をクリックし、その一覧を調べることにします。

※私はUさんのおかげで、もうちょっとイイ感じで絞り込ませてもらってます!

②銘柄スカウターを起動し、企業名を検索する

③事業内容を確認した上で

・四半期ごとの売り上げ高推移の他
・セグメント別売り上げ・利益の推移
・棚卸資産回転率の変化

などをチェックする。

④この中で急に売り上げが上がったり利益率が伸びてるなど気になる企業があったら決算説明書などをチェックする。

ただこれだけです。超簡単!



3551ダイニック:特筆する要素無し

書籍用クロスと染色から出発。基材・製膜技術を軸に情報関連、自動車内装材、不織布など展開


8147トミタ 特筆無し

1911年創業の工作機械、工具の専門商社。電子関連分野拡大。アジア主体に海外展開図る


9767日建工学


技術開発型で多数の特許。景観・環境事業、消波ブロック、土木シートが3本柱。官公庁依存高い

棚卸資産回転率が急に改善してる?


4767テー・オー・ダブリュー 総還元性向が387%とかいう狂った企業

イベント企画運営大手。電通や博報堂など広告大手が主顧客。異業種とのコラボを積極展開

よく聞くけどいまいちパッとしない印象の会社。

全く投資CFがなく、現金を余らせまくってる。コロナで壊滅的な被害を受けた後業績回復は期待されるけれど、成長力が全然ない感じ。

知名度目的以外では何のために上場してるのかよくわからん会社。

というわけで、これだけだとよくわからんかったので決算説明書をチェックしてみた


コロナのせいで利益が落ちたのかとおもったら2020年がオリンピック特需だったらしい。大型案件や官公庁向け売り上げが激減で悪く見えるが、中規模案件は回復基調。今のあたりがこの企業の本来の実力値かもしれない

となると、業績的には120億~130億で、営業利益10億、最終利益は6億くらいが実力ってことですね。そういう企業だけど、株主還元のおかげで時価総額が150億か……。

しかも配当を多めに出した理由が「退任する役員への功労金を6.5億円出す」ことで利益率が減少して株価が下がっちゃうと怒られるから株価維持のためって感じだから、まぁなんというかいろいろとやばい。

まじで全然この会社ならではの強みとかわからないっピ!

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