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買い物の難しさ

「今日はいい買い物ができた!」
年に数回はこんな言葉を誰もが使っている気がする。
この言葉からは非常に肯定的な高揚感が伝わってくる。
しかし、逆に言えばほとんどの買い物は「いい買い物」ではないと”感じている”ということになる。
つまり、買い物で満足感を得るのは非常に難しい事になる。
この気づきを発散的に考えることがよくある。

私は最近ZOZOTOWNで、定価43000円のアウターを購入した。
クーポンや割引、ポイント還元をフル活用することで半額ぐらいの価格で購入することができた。
これは私にとって"いい買い物"だった。
買った服は最近店頭で見つけて試着して、すごくいいものだと確認できていたものであり、それを実質半額くらいの出費で買うことができたのだ。

しかし、このような買い物は年に数回しかできない。
年にいい買い物を数十回こなせている人は、感覚的に考えても少ないのではないか?
これは買い物によって幸福感を得るのが至難の業であるということである。

よく言われる話をすると、「体験」を買え!ということがある。
体験を買うには、以下のことが早急に思いつく。
⑴ 少しお金のかかった旅行
⑵ 高級ホテルに宿泊
⑶ レジャー
これらは一般的に体験を買う例としてしばしば挙げられるものだ。
個人的にはこの中であれば⑵をコロナ禍ではおすすめする。
高級ホテルが非常に安くなっているからだ。
高級ホテルについてはまた別の機会にお話しさせていただきたい。

私が最近気づいた「体験」を買う場合の体験商品として素晴らしいものを今日はシェアしたい。
Udemyの動画だ。
Youtube動画も最近はクオリティが高いが、Udemyではお金をとる以上、基本的に自分が見たいと思って購入した動画ではハズレが圧倒的に少ない。
私はアプリ開発やゲーム開発系の動画を買い漁っているが、どれも私の経験値を圧倒的に格上げしてくれた。
私のUdemy動画から得られるのは、「体験」の域を超えて「経験」にまで到達する価値だ。

体験と経験の違いを考えたことがあるだろうか。
体験とは、一過性のものであり、経験とはその価値が土台になり、株式投資における配当金のように長くその効果が発揮されるというのが私の感覚的な差異である。
私の感覚値では、店頭で商品を購入するよりUdemyで動画を購入する方がその10倍以上の満足感が得られる。
ものを買わずにUdemyの動画を買えば同じ所得でも得られる満足感はおそらく数倍の所得の人と同じくらいにいけるのではないかとも思う。
いくら動画を買っても消費できる勉強動画はそれほど多くないので、その理論は実は成り立たないのだが。

結論は、買い物は難しいということだ。
一年中買い物をしまくっていても、満足利回りの高い買い物は数回程度だ。
そして、最高の買い物は経験になりうることにお金を出すことであると伝えたかった。
みなさんの中で、おすすめなお金の使い方があればぜひコメントなどで教えてほしい。


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