2023年社会を明るくする運動月間を迎えるにあたり
私は「更生保護」といわれる犯罪を犯した人の更生を支援する活動にここ数年に渡り微力ながら貢献すべく活動をしています。
例年7月は法務省による「社会を明るくする運動」月間として公共施設などでポスターを見られた方もいらっしゃるかと思います。
コロナ禍前最後の2019年四日市更生保護女性の会総会にて....故今井成子前会長様、濱谷将代前三重県更生保護女性の会長、共に講師を務めた松本恵美子当時津市更生保護女性の会副会長(現役の英語教師としてご活躍中...御歳聴けばびっくり!)様。
「私はあなたの立ち直りの為なら何でもする」
これは私の尊敬する三重県更生保護女性連盟前会長の濱谷氏の言葉です。
濱谷さんは(薬物・麻薬依存症者施設)ダルクの収容者へも支援を惜しまずご活動され、「収容女性の更生に向けて真心を尽くした。しかし残念だけど裏切れられた事も何回もある。でも更生保護女性の会の人が少年院で収容者に対し「私たちは保護観察期間終えたら、あなたたちと関わらない」と言われた事が何よりショックだったと....
悲しいながら「心」なく事務的に更生保護活動に関わった方の態度なのか...と理解せざるを得なかったです。
私は上っ面キツイけれど、真は根っからのお人よし。人間100%善でもなければ100%悪でもない。環境次第で絶対立ち直る事ができる。「心」と「心」でぶつかれば大抵の方は分かり合えることを信じたいと思っております。
残念ながら私の周囲でも(というは個人的事象なのですが)更生保護に関わる方に自らの心が傷つけられることも少なからずございます。 人権意識が充実してきた昨今、この様な意識の低い方が公職でもいるのかと…. また最近ではSNSを巡る問題…これは私のみならず周囲の友人たちからも話題に出ることが多いです。 お互い相手も「感情ある人間」、尊敬する政治家の方から頂いた言葉「お互いをリスペクト」すれば「お互い気持ちよくいられる」ことは間違いないと思っております。
今後も世の矛盾に立ち向かい、本当の意味で「よりよい社会作り」に歌声と共に貢献したい覚悟でおります。
ここまで書くと干される危険性まであるかもしれませんが「要は見栄と自身の名誉欲」の為更生保護活動に関わり、忖度を図る不届きな公務員・役員とも出会い憤慨する事もございました。
某所で立会頂いた方(政治家)からは「ポスターには「生きづらさを生きていく」と書かれているのに(当日の会話を受けて)関係する人の意識はこれほど低いのか」と嘆きの声さえ聴かれました。またある保護観察所幹部職員からは「親の事が分かればその子の事も大方分かる。だから更生保護に関わる人は二世が多いのだ」….開いた口がふさがりませんでしたね….。このように何より反面教師が多いのは本当に残念ですね….
今は亡き今井前四日市更生保護女性の会会長様との想い出を胸に人を傷つけることなく「一隅を照らす灯に、我ならん」 この精神いつも心の片隅に留め、邁進いたします。
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