【報告】入院しました

 入院しました。

 正確に言うと、6/27から入院しています。原因は悪性リンパ腫。ただしまだ治療には入っていません。治療に入るためには悪性リンパ腫の確定診断を出す必要があり、そのためにはリンパ節などの病巣の一部の組織を取り出す「生検」と呼ばれる検査を行う必要があるのですが、病巣が深すぎ&血小板が少なすぎて実施できないそうです(病巣が深いので内臓の奥深くから組織を取って来る必要があるが、血小板が少なすぎて出血したら止まらない状態のため、検査の過程で内臓が出血すると大変なことになる)。なのでまずは血小板を回復させる治療を行い、回復したら生検を行って確定診断を出し、治療に入る予定になっています。

 それで現在、僕がどのような体調でどのような日々を過ごしているかというと、はっきり言って最悪です。治療が始まってないということは、症状は全く緩和されていないということです。最初は僕も「ゆっくり小説でも書きながら治療するか」と呑気なことを考えていたのですが、初日からとんでもない腹痛と高熱に襲われて考えを改めました。今はもうデフォルトの体温が39度であり、それを1日4回の解熱剤でどうにか誤魔化して生活するというスタイルになっています。

 この入院報告も本当は面白エッセイ風に書くとかそういうことをしたかったのですが、正直そんな余裕がありません。なので散らかった文章を散らかったままぶん投げます。とりあえず今は色々と大変な状態にあることだけご承知おきください。よろしくお願いします。

 浅原ナオト

-----(以下、入院までの流れ)-----

 6月下旬。食後に毎回腹痛を覚えるようになる。だが2月から-14kgのダイエットに成功していたこともあり、病気的なものではなく「胃が小さくなった」のだと結論づける。

 6月中旬。腹痛が激しくなる。自分でもさすがに違和感を覚え、近所の胃腸科を検索し始める。

 6/21。会社の上司および同僚の後押しもあり、近所の胃腸科を尋ねる。診断は「便秘」。薬を貰って去る。

 6/25。夕食時に嘔吐する。

 6/26朝。朝食時に嘔吐寸前まで行く。もう一度胃腸科へ。大きい病院への紹介状を書いてもらい、そちらで診てもらうことになる。

 6/26 昼。CTを撮影した結果、悪性リンパ腫の存在が判明。この時点で胃腸科から血液内科に鞍替え。緊急入院レベルとのことなので、今すぐ入院できる病院の紹介状を書いて貰ってそちらに出向く。

 6/26夕。これから入院する病院で骨髄検査を行う。理由は、血小板が大きく下がっていて生検ができない中、その血小板減少の原因が骨髄へのリンパ腫細胞の浸潤なら骨髄を調べることで悪性リンパも見つかって確定診断が出せるから。しかし血小板減少の原因は自己免疫破壊(血小板はちゃんと作られているが、それを自分の免疫が破壊している)であり、骨髄は悪性リンパに犯されていなかったため、確定診断は出せず不発に終わる。

 6/27。入院。

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