11/6(日)

11時起床。天気は気持ちのいい空。サークルの友達と早稲田祭に行った。

今年の早稲田祭は事前にチケットの申し込みが必要であり、私が気づいた時にはチケットは完売していた。その為行くのは諦めかけていたのだが、「早稲田祭 チケット」でTwitter検索をしていると、近くの公園でチケットを配布しているやば団体を発見(後で聞いたところ、早稲田の詐欺サークルだった)。ダメもとで突撃してみることにした。

お昼ご飯を食べてから大学近くの公園に向かう。途中で早稲田に住んでいる知り合いに偶然遭遇した。一緒に行く予定だった友達とは別コミュニティの友達だったが、よければ一緒に行きたいとのこと。なんとなく二人は気が合いそうだなと思って、その人からOKが出れば、という条件で了承した。無事OKが出たので3人で行くことに。

公園では別のお祭りをやっていた。私が到着した時にはちょうど菓子まきをしていた。櫓の上からお菓子を撒き、子供たちがそれに群がる。小さい頃近所の餅まきに参加した時のことを思い出した。彼ら彼女らにとっても思い出になっていればいいなと思った。

目印にアンパンマンの帽子を被った男から無事にチケットを受け取って、早稲田祭に侵入。
漫画研究会に似顔絵を描いてもらったり、世界旅行研究会のインド旅行話を聞いたり、早稲田乞食からバックナンバーを買ったりした。屋台や企画の数は現役だったころに比べて少なくなっているように感じた。ただオンラインだった時とは比べ物にならないほど活発になっており、また最近の早稲田に対して持っていた「過剰にキラキラしている」という印象を一部覆された。世界旅行研究会や早稲田乞食みたいなサークルが現存している早稲田が私は好きだ。

その後、緊急参加した友達とは別れ、友達と二人でCafe GOTOに行って精神の話をしたり、マルハチに行ってファックな恋愛話を聞いたりした。他人に対してリスペクトを持つということは人間の前提として共有されているものだと思っているが、時々その理から大きく外れた話を聞くと混乱する。

諸条件から自分が恋愛の話をするのはキモいと思ってしまう節があるが、今日遊んだ友達から「大丈夫です!」という太鼓判を押してもらって多少気が楽になった。いくら自分がキモくても一部の小◯場◯◯人に比べればマシだと思いたい。

久々の友達と遊んだりすると思うが、人は社会人になって丸くなったり落ち着いたりする。演劇サークルにいた頃はそれが100%「悪いこと」だと思っていたが、最近は「良くも悪くも」ぐらいかもしれないと思うようになってきた。とはいえ「つまんないやつ全員演劇やめろ」と思っていた頃の気持ちも忘れたくないし「◯くなるな ☆になれ」という世界一丸いキャッチコピーみたいにもなりたくない。やさしくなりたい。


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