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ピントが合った写真を撮るのは難しい

博物館で仕事を始めてから、植物や虫の写真を撮るようになりました。
「なんていう植物かな」と適当にシャッターを押していたのですが

「拡大したときにピントが合っている写真を撮るのがいいんですよね」
と学芸員さんに言われました。

これは、写真を展示に使うことを考えてのことのようです。
普通の写真サイズでは気にならないが、展示パネルに使おうと拡大すると、ピントが合ってないとのこと。

持っているカメラは、コンパクトデジカメ。
スマホを持ってからは、デジカメいらないとさえ思っていた私。
「ピントなんてカメラが勝手に合わせてくれるでしょ」というレベルです。
いろいろ教えてもらったり、ネットで調べたりしましたよ。

①カメラの設定 「マクロ」
小さいものに接近して撮影する「マクロ」という機能。
チューリップマークがソレだったんですね。

説明書を見ながら設定
いざ撮影しますが、やっぱりピントが合いません

②とにかくシャッターを押しまくって連写
花や虫は、風に揺れるし逃げる、そう動く。
そして、手ブレ。手ブレ補正で補正しきれない手ブレ
連写すれば、止まった瞬間が一枚くらい撮れるよ。

③カメラを替えてみる
いいカメラにしたら撮れるかな?と
一眼レフのカメラと望遠レンズを借りて撮影にチャレンジ。
遠くの花がハッキリ見えて感動したけど
やっぱり風にゆれるし、
望遠にすると、より手ブレ、そして近くのものが撮れない

しばらくジタバタしておりましたが、
高いカメラを使っても、ピントが合った写真が撮れる訳ではない
いろいろ設定するよりも、AUTO撮影の方がピントが合う

なので、
とにかくシャッターを押して、奇跡を待つ!
今のところ、この方法で頑張ってます。

展示に使ってもらうと、ちょっとうれしいです