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焼肉を焼いて食べることは非常に高度であるが、とても好きだ

三宮の生田ロードに焼肉ライクの軒先を見て以来、いつか行きたいと思っていた。そして先日来店したのでレビューしてみることにした。

値段を調べる

焼肉、一人で昼に食べるにしても予算は3000円から5000円と勝手に見積もっていた。
で、このページのメニューを見たところ、衝撃が走った。

いや、安すぎる。
スマホ向けページまであってPDFなのは若干気になってしまったが、メニューがとにかく安い。
お手頃なセットで1000円を切り、満足のボリュームセットでも2000円行かないのである。
もちろん追加で肉を頼める。神すぎる。

店に行く

あまりにもお手軽すぎたので行くことにした。
席は空いているところをふらりと着席する方式だ。

コンロは自分で点火できる。2ボタン同時押しだけだ。もちろん調節可能。(だったが、調整できることについて、後半まで筆者は気づかなかった模様)

セットや肉はタッチパネルでオーダー。
大手チェーン店で大流行のタッチパネルオーダー。もちろん一人焼肉の焼肉ライクでも採用されている。

箸とおしぼりは机の引き出し。
焼肉のタレ・水は自席でセルフサービス。
箸とおしぼりは各席にあるが、焼肉のタレ、水は2席1セットなので、手を伸ばす必要がある。
個人的には、焼肉のタレの内容がパーティションに遮られて確認し辛かった。

紙ナプキンなどもオーダー式……と思ったら机の上にあった。それならなぜメニューにあるのか。

タッチパネルオーダーから数分で肉が到着。早い。
早さはとにかく良い。

肉を食べる

今回注文したのはオールスターセット。
牛タン、みすじ、匠カルビ、バラカルビ、牛ホルモンのラインナップだ。
これにご飯+キムチ+スープが付いてくるとはわかっている。
キムチもスープも旨いんだこれ。

そして焼く。
まずは牛タンから。塩タンをレモン汁でいただく。やはり王道だ。
バラカルビは薄く切られており、すぐに焼き上がる。
みすじも、匠カルビもご飯との相性バツグン。
匠カルビはブロック型で焼くのには少し時間がかかるので注意。

ワイ、牛ホルモンを焦がす。
焼き上がりの色がなかなかに難しいのもあるが、やはり焼肉で焼奉行などしたことがない人には、焼肉なるものは難しいものではないかと痛感した。特に、食べながら焼くのは高度なテクニックの賜物である。
筆者が焦がしたのも、生焼けを食べたくないというチキンハートが原因で、いつの間にかやりすぎてしまったためだ。過ぎたるは及ばざるがごとし、である。

味としては……満足であった。
まさかの値段で焼肉を堪能できるとは思いもよらなかった。
肉を迅速に食べるのにはうってつけであった。
250グラムも、焼肉にするとあっという間に食べてしまった。その点で、追加で肉を頼めるのもなおよし。

お会計

値段も満足。なのに、筆者は無銭飲食しかけてしまった。

大半の飲食店には店の出入口にあるレジが、店の奥だったのが理由だ。
そのように配置した理由は想像できる。厨房と店の出入口は大体の飲食店では距離が長い。つまり、移動が発生する。その「移動のムダ」を小さくするために店の奥にレジを置いたのではないだろうか。
そう、筆者は出入口付近でレジを探してしまったのである。

ただ、焼肉ライクの客席の構造上、座席やカウンター構造は高く設置されており、それこそ身長ほどの高さまでカウンター席のセルフサービスの構造がずらりと並んでいる。
そこから店の奥のレジを探すのは初見には難しいのであった。
レジの位置の理由は理解できるため、せめて案内板などがあれば、筆者が食らった初見殺しはなくなるのではないかと考える。

リピートについて

リピートしようかなと考えている。あまりにも手軽なのと、他の肉も食べたいからだ。特にハラミ。
あとは他のタレも試したいのもある。

焼肉ライクのトッピングは今回頼まなかったため、実はメニュー構造がよくわかっていない。
今度はトッピングも頼んでみようと思った。

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