俺は今、うんこをしている。

うんこなう。
なんか暇だから書こうと思ったけど、何も書くあてがない。
強いて言うなら現在進行形でクソデカ1本グソを捻り出しているんだけれど、中々出てくれないもんだから困っている。

うんこで思い出した。フォロワーで「うんちは可愛い」とか言ってるちょっとアレな奴がいた。たしかに「うんち」っていう語感は緩いと思うし、アラレちゃんだったか。うんちを振り回してるキャラもいた気がする。

そして、だんだん何を話せばいいのか分からなくなってきた。うんちは緩い💩で、うんこは硬い💩なのかもしれないとか脳裏に過ぎったけれど、あまりにもくだらないし、誰が面白いんだという話だ。しょうもなさすぎる。

とかいっていつまでも💩の話をしていても仕方が無いので適当に自問自答のネタを出してみよう。

そうだな、今回は
【会社にとって喜ばれる人材】
とかについて自分なりに掘り下げてみるか。

俺は前職を精神的な不調から退職した。
当時俺はトラックドライバーをやっていたんだ。

普通に運行するだけで繁忙期なら330時間くらい。残業時間でいえば160時間だね。閑散期でも残業80~100時間とかいう。
朝4時に起きて家を出て
家に帰ってくるのは23時。
遅くて翌日の午前1時。
土日祝は休みだけれど、疲労と睡眠負債が溜まってるから殆どを眠って過ごしてたし、音楽もゲームも距離を置いて、なんなら人付き合いすら減らしてた。

肉体的にもしんどかったけれど、精神的になにより辛かったのが睡眠時間が確保出来なくて寝坊してしまう事があった事。そしてそれを責め立てられたこと。今思えば労働環境改善しろよと思うんだけれどね。

そして、業務外の雑用....かな。
倉庫買ったから組み立てといて〜
WiFi買ったからセッティングしとけ〜
その他にもいろいろ。トラックの荷台床を修理したり、板金したり。
いわゆる、なんでも屋だよ

当時、友人には「早く会社を辞めるべきだ」と言われ続けていたけれど俺はある時自殺が脳裏に過ぎるまで頑なに転職をしようとしなかった。

俺は最初からこんな働き方をしていた訳じゃなくて、入社当初は8~19時とかで勤務してた。それでも月40時間くらいの残業はあったけれどそのくらいどうってこと無かったんだよね。

そんな俺がなんでこんな追い詰められたような仕事にハマってしまったのか。なぜ頑なに辞めなかったのか。それは一重にワーカホリックに陥ってしまったことと、自責思考からくるイエスマンになってしまったこと。この2点だろう。

後者はある種、当時のパワハラ上司の元で「俺はダメなやつなんだからこうやって少しでも会社に貢献しないといけないんだ」とか思ってたのもあると思うし、俺は睡眠時間が足りなかったとはいえ寝坊を頻発したから物凄い詰められてた。

周りの社員はやらないのに、なんでお前はやるんだ!って言われて、当時は自分がおかしいんだ。
俺の努力不足なんだと自分を責めたけれど、今となっては「そもそも業務外の時間が酷いときで3時間しかねーのにどうやって私生活しろってんだ。一人暮らしだぞこちとら。お前は帰ったら飯も風呂も洗濯もしてくれる嫁がおるんだろ。」とか思ったり。
当時は立派なフロキャン界隈でした。
まあ、俺に至らない点も多々あったとは思うけどね。反省点は有る。けれど、お前らも大概だろう?


ワーカホリックに陥ったのは一重に当時教育学部に通っていた元カノとの出来事だったと思う。
別れる前に言われた
「やっぱり公務員は安泰って皆言うんだよね。やさいも勉強して私と一緒に公務員やろうよ。」
「(教育実習で出会った既婚妻子持ちの)担当の先生に、頑張れよって言われて触れないハグと頭ポンポンでキュンときたんよ」
このふたつの言葉だった。

ある種、認めたくなかったんだろう。
当時の俺はトラック運転手として社会貢献することにやり甲斐を見出していたし、あの仕事が好きだった。その姿は彼女に見てもらっていたからこそこのように言われた当時は自分のこれまでの全てを否定されたような気分だった。

そして、運送業と建設業しか知らない俺だったけれど、現場仕事が好きだったし公務員が自分に向いていないことも自覚していたから。
他にも色々な理由はあれど別れた当時は全てに絶望してたし、現実は非情なもので彼女に言われた「公務員は安泰」=「俺がやっている仕事は不安」だという烙印を当時の俺は否定するだけの材料がなかった。

当時、年齢にしては多い給料を貰っていたとは思うけれど退職金なんてなかったし、危険も伴えば自分で言うのもなんだがブルーワーカーが世の中の一部の人たちに蔑まれていることも自覚している。
つまるところ、社会にとって需要が高いエッセンシャルワーカーの待遇は低い。これは昔から続く覆しようのない現実で、彼女がそのように思っていたのだとすれば俺には転職するか別れるか以外に道はなかった。
まあ、そんなことを気にしない人と付き合えばいいだけの話なんだけれどね。

ただ、当時の俺は古巣の社長に恩義があったし、筋を通したい人間だからこそ社長の事を裏切りたくなかった。
そして、突きつけられた現実を認めたくなくて別れてからというものの仕事一筋に生きていく事になる。

そんな俺は、会社にとってきっと「都合のいいやつ」だったんだと思う。

ドライバーとして資格や経験を積んで、もっと高難度な仕事をしたいと思っていたし、車格が上がればそれだけ運賃も上がる。
ゆくゆくはトレーラーや大型車に乗って全国を飛び回って貯金して、家庭を持ったら地場配送(日帰り運行)や中距離(1~2泊)の運行をしつつ家庭を支えてくんだと本気で思っていたんだよね。

ただ、俺を待ち受けていたのは誰もがやりたがらない仕事だった。新しい配属現場を伝えられた時同僚には「死ぬぞ」と言われた。

蓋を開けてみれば前述の通り気が狂ったような勤務で、人付き合いなんてやっている余裕もなくて音楽も辞めてただ一筋に「仕事」だけに生きる日々が始まったんだ。

何をやらせても嫌だと言わないり
「仕事だから仕方ないよね」といってなんでも請け負う。
そんな都合のいい社員だったけれど、当時の俺はこう思ってたんだ。

「これは試練で、これを乗り越えた先に俺は必ず強くなれる。若いうちから苦労はするものだし、誰もがやりたがらない仕事なら、それをモノにすれば必ず俺にとって武器になるんだ。」

「これを乗り越えたら俺、デケェトラックに乗って全国制覇するんだ。」

あからさまな死亡フラグにも程があるなw

こんな事を本気で思ってたから、わけのわからないドライバーとは程遠い運行外の仕事も率先して引き受けたし、クソみたいな労働環境で、ゴミみたいになりながら泥水啜ってでもしがみついてやるっていう
もはや意地だけで耐え続けたけれど、俺の肉体はそれについてこれなかった。

食生活、私生活の乱れは如実に俺の身体を壊していって、体型は狂うし健康診断は引っかかる。
睡眠時間が取れないことから慢性的な睡眠不足に陥っていたし、恐ろしいことに居眠り運転だって数度やっている。下手したら重大事故になっていただろうな。
そんな勤務状況で寝坊をカマしても、会社も上司も誰も助けてはくれなかった。

そして、誰もやりたがらない仕事ということは俺の後釜も見つからない。限界まで使い倒されるという現実に気づけていなかったし、逆説的に俺が転属になることもおそらくなかっただろう。
事実、その現場を3年続けて自分の脳裏に「自殺」が浮かんだ時、このままだと俺は殺されると思って退職願を出したが、俺の後釜なんて見つからなくてその仕事自体を古巣は撤退したんだ。

まあ、退職願を出したところ上司には「逃げるのか臆病者」みたいな事を言われたり、転職後も「新しく事業を始めたから帰ってこい」とか言われたのは別の話。お前の下で働きたくないんだよってな笑


結果的に俺は転職先なんか見つからないまま、自らの生命を守るために辞表を出して、縁があった同業他社からスカウトを貰って転職した。
今は現場じゃなく内勤者として仕事をしている。

先日、運行管理者の資格を取得した。なんとなく資格取得の打診が来た時に察していたけれど、転勤の話を頂いたんだ。

その話を受けるかどうか、ここは当時のようになんでもイエスマンで受けるつもりは無い。ただ、自身のスキルアップや金銭、地方、会社にとっての利益不利益、自身にとっての利点不利益を天秤にかけて、「納得がいく」のであれば受けようと思う。現在の会社は当時の俺の心境を知っているからその天秤は理解してくれていると思うからだけれど。

どこかのアニメで言っていた生殺与奪の権利を〜じゃないけれど、自分の意思を表明しないでただ尽くすだけでは喰われる。
仕事でも、人間関係でも、恋愛でもなんでもそうだけれど、都合のいいやつだと思われないように自分を保った上でこれからの人生を生きていきたい。

一度は捨てようと思った命だけれど、俺は逃げることが出来た。それで拾えたのなら次こそは大切にしたいと思う。

とか、うんこからあまりにも脱線した話のように思えるかもしれないけど、実はちゃんと脈絡があるんだ。
運行管理者の資格を俺は取ったわけだけど、今朝おかんからこんなLINEが来た。

by 母


なにがうんこの資格じゃ笑


ps.件の古巣がどこかとは社名は言わないけれど、どこかのYouTuberな運送会社だよ。

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