バイトの新人くんと私

文:森下栞


タイトルだけ見たら切ない青春恋物語かなと思うかもしれないけど、
悲しいことにぜんっぜん違います。
バイトの新人くん、私のこと好きなのかも、、とかじゃないです。

今日バイトの新人が、また1人辞めましたという話です。ばっくれました。ばっくれ君です。

わたしの心はズタボロです。

1ヶ月間でバイトの新人が1週間もしないうちに辞めるの、これで4人目です。
一体どうなっているのでしょう。笑うしかない。

今回辞めた子は私の弟とちょうど同じ歳ということもあり、かわいいから仲良くなりたい!と思っていた矢先、私が久しぶりに出勤したら彼は姿を消していました。
挨拶もなしにばっくれました。そんな子に育てた覚えはない。

慢性的に人が足りない職場なので、早く後輩が育って普通の営業ができるまでになることが私の切実な願いですよ、お願いですよ、辞めないで。
そして店長、頑張ってくれ。

新人が入って賑やかになって営業も円滑に進む!!
と思うと、ことごとく消えます。
この、上げて落とされる感じ、飽きました。

「あの新人辞めたよ」と聞くと、もっと話しかけて仕事教えたり不安を取り除いたりするべきだったかなと毎回思うのですが、
私も人見知りマックスで笑顔で話しかけることがまあできない。
それに、今の高校生や10代後半の子が何考えてるのか全然分からないから正直怖い。
老いとはこういうことなのかもしれないです。

新人が辞めることに関して、私が悪いとはあまり思ってないけど、もう少し何かできたのではないかと思ってしまうのです。

私が何回後悔しても、新人は辞めていく、人が足りない、きつい、のエンドレス。

もう!!なんだこれ!!!

#バイト #ばっくれ君

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?