撮影の備忘録 ステージ撮影編その2

某スタジオででステージ撮影をしてきたので、その反省点を今のうちに列挙しておく2

前回の反省点が・・・・


機材持ち込みすぎて設営撤収に時間がかかりすぎる
ステージの備え付けLEDライトの光が被り気味で肌色が良くない
メインライトと背景のライトのバランス調整に手間取る
EF85mmf1.2を使ったハレーション撮影の調整に手間取る

https://note.com/asada_n/n/n37da9c626eae

良かった点が

スタジオ備え付けLEDライトを黒幕で隠したのは良かった
スモークマシンとサーキュレーターの組み合わせが良かった

https://note.com/asada_n/n/n37da9c626eae

さて反省点への対策ですが

・機材持ち込みすぎて設営撤収に時間がかかりすぎる


これはシンプルに、無理せず少なめにしたので大丈夫でした

・ステージの備え付けLEDライトの光が被り気味で肌色が良くない

これに関しては後ろのLEDライトを極力弱く使ったので大丈夫でした。
やっぱり演色性の低いライトを強くするもんじゃない。

・メインライトと背景のライトのバランス調整に手間取る

これは対策として、前段にも関わってくるんですが
背景に仕込むライトをLEDライトに変更しました。
前回は背景からの仕込みライトをストロボ、前から人物に当てるメインライトにLEDを使用してました。

背景にストロボ、人物にLEDのメリットは、
ストロボの光のほうがキラーンとした光が作りやすいのと、電池駆動の
クリップオンのほうが天井などにクランプを利用して設置しやすいというのがあります。
人物にLEDを当てるメリットはライティングの具合が確認しやすい、
明るいのでフォーカスが合わせやすいというメリットがあります。

で、今回は真逆にしたのですが。
背景にLED、これは背景から人物に被るライトの具合を見やすくする狙いがあります。
ストロボを背景に仕込むと目立たなくて良いのですが、細かい調整が実際に撮影してみないとわかりません。
LEDなら撮影する前から人物に当たる光の具合を確認できます。
特に今回はカラーセロハンをライトに被せてたので、
人物の表情に過剰に被らないように細かい調整が求められるので
ストロボではなくLEDにしたのが大正解でした。

右上の赤いライトが仕込んだLED

あと光る棒とカラー電球を背景に仕込みつつ・・
黒布で背景のLEDは全部隠す。

人物をストロボ、背景をLEDにしたのは、スローシンクロをやってみたくて
というのも

1/3秒 f5.6 こんな感じにやろうかと

人物はストロボでストップしてカメラを振って背景をぶらす方法です
まあ色々とトライしてみたんですが・・難しかったねw
もうちょっとコツを掴めば上手くいきそうではあったけど


今回の反省点としては・・
前回、スモークマシンとサーキュレータの組み合わせが調子良かったので
サーキュレータ持っていこうかと思ったけど
荷物が多くなりすぎるのも反省点だったので、
スタジオの無料貸出に送風機の類が載ってたのでそれを利用しようと思いました。

ただ、実際に行ってみると使える送風機は工事現場で使うようなとんでもなくでかい代物で、
スモークを循環させる目的にはオーバースペックなもの。
部屋で使うようなサーキュレータで十分だったので、これは失敗・・

スタジオで色々と貸し出してくれる機材はあるが、
可能な限り自分で持参するほうがいい。
ライトスタンドとかも、借りるのも楽ではあるが
思ったような動きがしないものだったりするので、
初見の機材を使うのは危険も伴うので注意が特に必要。

スタンドやライト類は基本自分のを使うけど
サーキュレータくらいなら大丈夫だろうとレンタルしたらこんな結果にw

その他は特に問題なく進行できた気がする。
流石に同じような撮影を繰り返してると慣れてきた感がある。
天井が高くて引きが取れるスタジオは基本的にやりやすい。

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