新しい風が吹く

朝からそわそわしながらその発表を待った。
なんとも言えない高揚した感覚、様々な憶測が飛ぶ中
新しい元号が発表された。

【令和】
人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ
という意味が込められているとのこと。
とても美しくて、響きのいい元号になり、すごく嬉しかった。

平成元年に生まれて、激動の平成を生きてきた。
生まれてから数年でバブルは崩壊し、日本の国力はみるみる落ちていき
失われた30年とまでも言われている。
さらにはゆとり世代ど真ん中で、特に社会にでてからは、
事あるごとに「ゆとり」と言われて、何となく生きづらい世の中だった。
特に人的能力、魅力が落ちてしまった時代なのではないかと思う。

日本の社会構造として、「勉強していい大学に入って大企業に就職する」
これが成功だと言われてしまうようになってしまっているのが現状。
だけど、そこに目標を置いた時に、時代の変化に対応ができる、革命的なことが起こせる人財が現れることはないと思う。
かつて中国が科挙を実施した時もそうだった。強かった中国が一気に衰退したことを、日本も忘れてはいけないと思う。

令和時代は、きっとAIがもっと台頭してくる時代になると思う。
そこに対抗できるのは、絶対的な人としてのパワーしかない。知識とかではなく心の問題だと思う。素晴らしい国、日本になるようにひとりひとりが努力しなければいけないと強く感じた。

私は、平成最後に人生のターニングポイントを迎える。
一度しっかり休んでから、次にやりたいことを決めて行こうと思う。
今日はとてもすがすがしい気分で、やっと前を向けているなと感じることができた。やっぱり後ろ向きは性にあわないんだと思った。

令和元年にやりたいこと。
原点に戻って、旅に出たいと思っている。
妊活も一度止めて、半年くらい自分と向き合って、見識を広げるために
様々な国や都市を巡りたい。
令和元年は7カ月くらいしかないから、今から計画を立てるつもり。
きっとこれからの人生の大切なエッセンスになるはず。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?