星にねがいを!小話:英一郎と北斗とヒヨ
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百景島ハイランドでの⑥の騒動終了直後。
各所で避難していたチトセ小生徒たちが、食堂に全員集合してくるまでの待機中。
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ヒヨと北斗が、ずぶ濡れで食堂のテーブルに着席している。
さっき様子がおかしくなっていた生徒たちは、すっかり落ち着きを取り戻し、騒動の事は記憶から抜けているようだ。
「あー、疲れたぁ~~。でも電気がついてると、ホッとするねぇ~」
「ほーんとビヨ。もーオレさま疲労困憊だビヨォ」
「つかおまえら、寒くねぇのかよ。それ」
「わた