ポッドキャストで遊ぶ。
こんばんは、内海あさです。
2019年10月8日から、もうすぐ番組5周年になります。
5年もやっていてば、番組の方針もコロコロ変わりました。
今思い返せば、恥ずかしいと思うようなことも、そりゃ〜ありました。
2019年
すごいポッドキャスターにならなきゃいけない!?期
突然Japan Podcast Award 2019にノミネートされて脚光を浴びた「忘れてみたい夜だから」。このとき番組史上一番聴かれたのでは?
番組の方向性もコンセプトも大して定まっていない時期にこれは正直きつかった。「すごいポッドキャスターにならなきゃいけない?!」という焦りが私の中に常にありました。
2020〜2021年
がむしゃらに露出を増やしていった時期
この「がむしゃら期」にめちゃくちゃ考えていたのは、私は「内海あさ」であるべきなのか、ということだった。普通に顔も名前も出して生きていく方が、私にとって、「何か」がいいような気がしたのだ。かなり葛藤して、「忘れてみたい夜だから」を一旦完結して、新番組を立ち上げようかと思った。
しかし、考えた結果、私には「内海あさ」という人格が必要だった。本名では言えないようなことも言いたかったためだ。そんなものあってたまるか、という話でもあるのだが。
2022年
本業で苦しみ、ポッドキャストに癒される時期
本業が苦しかった。東京にきたら活発化するかと思っていたポッドキャストの活動は、案外下火のままだった。そんなことに拍子抜けする暇もないくらい、本業に必死だった。仕事が出来なさすぎて、家で猫になろうとしていたり、必死にストレスを別の形に昇華させようと必死だった。
2023年
生活に余裕を取り戻す中で、人生の重要決断を悩み始める。
2023年は、部署異動もあり、業務内容が変わった。それによって、生活にかなり余裕を取り戻した。ゆったりとした時間の中で、私は「子どもを産むのか」という人生における重要な決断について、悩み始める。
ポッドキャストを通じて、同じように悩むリスナーと悩みを共有できるのは、嬉しい。また、私のメンタルを心配するリスナーもいる。私も心配だ。色々な考えを聞いたことで、自分の中の気持ちがはっきりしてきたように感じる。
個人でも思うことはあったんだが、夫と話してみたくなって、お便りをベースに夫と話してみたのがスズリで公開しているアフタートーク。このトークテーマについて気になっている方は是非聞いて見てください。
ポッドキャストウィークエンドは、勉強になった。何というか、普段からポッドキャスト以外の個性が必要だ・・・と感じざるを得なかった。面白さに説得力がないとダメだ。「おやすみラジオ」の佐藤まなさんが印象的で、めちゃくちゃ手作りのグッズを作ってきていて、かつ、リスナーとの関係も構築できていた。土台が違う、と感じた。
そっくりそのまま真似したいくらいかっこよかったが(笑)、私には難しそうなポイントがいくつもあったので、とにかく私に合う方法で、リスナーとの交流やポッドキャスト以外の趣味を見つけたかった。
2024年
ポッドキャストで旧友と話すようになった。
「愛の抵抗」というポッドキャストを始めた。
「愛の抵抗」というポッドキャストを、大学の同級生のしだちゃんと始めた。ゆるゆると無理せず、続けられていると思う。何より、しだちゃんという友人と話すことが楽しい。ポッドキャストを言い訳にして、ひたすらしだちゃんとおしゃべりして遊んでいて、それが楽しいから続けられている。今の所、目標らしい目標もなく、ただ楽しいからという理由で続けられているのもいい。
Spotifyの「#私の神回ポッドキャスト」のプレイリストに選出されて嬉しかった、「愛の抵抗」。
ポッドキャストで楽しく遊ぶためには、色々と考えることはある。
私は、「続けられるか?」というところにもっとも重点を置いている。
続けられる収録環境>最高の収録環境
例えば、「忘れてみたい夜だから」はいまだにアプリ収録。マイクも、iPhoneの純正マイクを使っている。もちろん、音質改善に努めた回数は数え切れない。だが、続かないのだ。アプリで純正マイクで撮ることの「楽」さに勝てない。すげーいい音を届けるために、更新回数減らしますか? 私は、多少音が悪くても、配信を続けたい。
逆に、「愛の抵抗」ではLogicoolのBlue Yetiを使っている。どのように良いマイクなのかもよく理解できていないので、マイクに失礼なのだが、とても使いやすい。
これで録った音源を、Macbook AirのGaragebandで編集している。編集しているといっても、繋げるだけの編集しかできていないが・・・。2024年から2025年を迎えるにあたってのテーマは、「編集」にしてもいいかもしれない。そのように思い、私はMacbook AirのM3搭載モデルを買いました。
売れるかなんて瑣末なこと
注目された時期もありました。全く注目されない時期もありました。両方通じて思うのは、売れるか、なんて瑣末なことです。考えても仕方がない。そりゃ、頭のいい人は言うでしょう。リスナーの課題を解決するようなコンセプトで、とか、マーケティングの考え方ではこう、とか。そういったものを大事にしようか迷った時期もありました。ポッドキャストの目標を「もっと売れたい」みたいなことにしていた時期もありました。
だけどね、続かないんです。私にとって、ポッドキャストはサードプレイスになっている。話すことで、私自身が、救われているんです。だから、「こうすればもっと伸びる」とか言われて、言われた内容を理解できても、「でも私はそれをやりたくないかも」と思ってしまえば、実行できない。やりたくないことをやり始めてしまうと、続かなくなってしまうので。
忘れてみたい夜だからメンバーシップ
「忘れてみたい夜だから」はメンバーシップ制度を導入した。細々と続けて行けたらいいなと思っているけれど、正直、運用には課題があると思ってます。これ以上どんなコンテンツを提供できるか、というところで戦ってます。頑張って日記を書いていますが、現状毎日は書けていませんね。アフタートークも、稀にしかアップできていないなと反省してます。でも、今回は始めたからにはやり切りたい。アフタートークの比重をあげようか、というのは最近考えてます。
こんなところが、私のポッドキャスト人生5周年の振り返りです。
とにかく続ける、できれば楽しむ、それに尽きるのではないでしょうか。
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