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エッセイ

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こころに浮かぶ徒然。
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#在宅介護

号泣したけれど前向きな日。

少し父の持ち物を整理しようと 引き出しを開けて目にした手帳。 父は生前とてもマメにメモを書いていた。 きっちりとした印刷のような字を書く父。 手帳の中身は身体に良いお料理のレシピ。 こころに響いた言葉の意味を記したもの。 ロトやナンバーズが好きだったので それらを考察しているメモ書きや 当選の履歴を記しているページ。 ✳︎ 心に響いた言葉のページは… 自分を内観していたのかなぁ。 ✳︎ その他にも、 たくさんの言葉が 手帳には綴られていた。 まだ病気になる前の

スタンドFM朗読【父との思い出】ハンドタオル編。

↓ こちらの記事の朗読です。↓

【父との想い出】ハンドタオル編。

父がお世話になっていた施設から いろいろを持ち帰っているのだが なかなか中身を紐解けないでいる。 カバンの上に入っていたハンドタオル。 手に取り在宅介護していたころを思う。 父は度重なる脳出血と認知症により 自分のことができなくなっていたが 心を通わせることはできていると 感覚的にそう感じていたので ありのままの私で向き合っていた。 例えば… 食事の後の歯磨きの時間 面倒くさそうな表情の父。 いやいやお父さん。 お父さんが面倒なんだったら 私の方がもっと面倒なことよ

【エッセイ】ことばを交わす事ができない父とのコミュニケーション方法のひとつ。タロットで深層を知る。

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